「丹波かいばら雛めぐり」に行く
3月30日(火)晴れ
本日は晴れ、しかし黄砂の影響か空が白くかすみもう一つスッキリとしない天候です、そんな中、「丹波市役所春日庁舎」に所用があり10時過ぎに訪ねた後、庁舎前の川沿いに咲く満開に近い桜並木をしばらく撮影しました。
それでも少し物足りなくて、新聞でも紹介されていた柏原町の「丹波かいばら雛めぐり」に行ってみることにしました。
大した期待はなかったのですが、「柏原八幡宮」下の駐車場に車を停め、神戸や大阪の街歩きに比し余りない我が田舎の街中をカメラを手に歩き始めました。
まずは有名な「木の根橋」横の「一番館」から始まりです。
ここは「旧丹波市役所柏原支所」を、観光客の休憩や生徒らの自習場所に活用するために改修した施設で、玄関を入るとまず目に入るのがこの光景、正面の赤い絨毯にズラリと展示されたひな人形と、天井から紐につるされた無数の手作り人形…この迫力に圧倒されます。

その裏手には、地元の小学生が彫った版画、おそらく自画像だと思われますが、これまたズラリと展示され
ひな人形に負けない迫力で迫って来ました。

そのまた横手には、「花嫁行列」を再現した展示がありました。
ただそれは人間でなくおそらく「ネズミ」…であるところがユニークです。

その行列の中の「花嫁さん」をアップで…「角隠し」の下から長いヒゲが覗いています。

手作りの「巾着」のお雛さん、この優しい表情が何とも言えません。

少し歩くと、「稲畑人形」のひな人形の展示がありました。
この「稲畑人形」は、江戸時代末期に経済的事情でひな人形を買うのが難しい農民たちがひな祭りを祝えるようと、「丹波市
氷上町稲畑」で、ある作家が作り始めたといわれる「兵庫県伝統的工芸品」で、現在は創始者5代目が伝統技術を継承されて
います。
しかしその後については、人形教室等で学び技術を継承する人はいるものの、創業者の血を引く後継者という意味ではイン
パクトが弱く悩みであると聞きました。

約200余種あると言われる人形は、実に素朴で、親しみやすく、多くの人から愛された訳がよくわかります。

案内の方から、「乃木将軍」を知っているかと聞かれました、そんな「時代も反映して」作られています。

次の会場「黎明館」へ行きました。
「氷上第一高等小学校」として設立されたその建築様式は専門家から「明治時代初期の教育施設として日本でも五指に数えら
れる建物」と評価されるほどで、兵庫県有形文化財に指定され、現在はレストランなども備えられています。
そんな展示場で、特に「ひな人形」の「髪飾り」に焦点をおいて撮ってみました。
「ああ~重そう」…首は大丈夫なのでしょうか。

よくもまあこんな重そうで複雑な飾りを頭にかぶったものですね…。

これは男子のかぶり物か…。

こんなものかぶって歩いたら、ジャラジャラとうるさくて仕方ないのでは…。

それでもこれが当時の「オシャレ」だったのでしょうか…。

「おひなさん」の展示場は10個所ありますが、それぞれ離れているので歩いて回るには足元の弱い私にはちょっときつい…
それでも5個所ほどまわった中で、「一番館」の「スケール」、「稲畑人形」の「素朴さ」は特に印象に残りました。
また展示場としては載っていなくても店先に「ひな人形」を展示しているところもかなりあり、それなりに楽しめる約1時間
の「雛めぐり」でした。

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本日は晴れ、しかし黄砂の影響か空が白くかすみもう一つスッキリとしない天候です、そんな中、「丹波市役所春日庁舎」に所用があり10時過ぎに訪ねた後、庁舎前の川沿いに咲く満開に近い桜並木をしばらく撮影しました。
それでも少し物足りなくて、新聞でも紹介されていた柏原町の「丹波かいばら雛めぐり」に行ってみることにしました。
大した期待はなかったのですが、「柏原八幡宮」下の駐車場に車を停め、神戸や大阪の街歩きに比し余りない我が田舎の街中をカメラを手に歩き始めました。
まずは有名な「木の根橋」横の「一番館」から始まりです。
ここは「旧丹波市役所柏原支所」を、観光客の休憩や生徒らの自習場所に活用するために改修した施設で、玄関を入るとまず目に入るのがこの光景、正面の赤い絨毯にズラリと展示されたひな人形と、天井から紐につるされた無数の手作り人形…この迫力に圧倒されます。

その裏手には、地元の小学生が彫った版画、おそらく自画像だと思われますが、これまたズラリと展示され
ひな人形に負けない迫力で迫って来ました。

そのまた横手には、「花嫁行列」を再現した展示がありました。
ただそれは人間でなくおそらく「ネズミ」…であるところがユニークです。

その行列の中の「花嫁さん」をアップで…「角隠し」の下から長いヒゲが覗いています。

手作りの「巾着」のお雛さん、この優しい表情が何とも言えません。

少し歩くと、「稲畑人形」のひな人形の展示がありました。
この「稲畑人形」は、江戸時代末期に経済的事情でひな人形を買うのが難しい農民たちがひな祭りを祝えるようと、「丹波市
氷上町稲畑」で、ある作家が作り始めたといわれる「兵庫県伝統的工芸品」で、現在は創始者5代目が伝統技術を継承されて
います。
しかしその後については、人形教室等で学び技術を継承する人はいるものの、創業者の血を引く後継者という意味ではイン
パクトが弱く悩みであると聞きました。

約200余種あると言われる人形は、実に素朴で、親しみやすく、多くの人から愛された訳がよくわかります。

案内の方から、「乃木将軍」を知っているかと聞かれました、そんな「時代も反映して」作られています。

次の会場「黎明館」へ行きました。
「氷上第一高等小学校」として設立されたその建築様式は専門家から「明治時代初期の教育施設として日本でも五指に数えら
れる建物」と評価されるほどで、兵庫県有形文化財に指定され、現在はレストランなども備えられています。
そんな展示場で、特に「ひな人形」の「髪飾り」に焦点をおいて撮ってみました。
「ああ~重そう」…首は大丈夫なのでしょうか。

よくもまあこんな重そうで複雑な飾りを頭にかぶったものですね…。

これは男子のかぶり物か…。

こんなものかぶって歩いたら、ジャラジャラとうるさくて仕方ないのでは…。

それでもこれが当時の「オシャレ」だったのでしょうか…。

「おひなさん」の展示場は10個所ありますが、それぞれ離れているので歩いて回るには足元の弱い私にはちょっときつい…
それでも5個所ほどまわった中で、「一番館」の「スケール」、「稲畑人形」の「素朴さ」は特に印象に残りました。
また展示場としては載っていなくても店先に「ひな人形」を展示しているところもかなりあり、それなりに楽しめる約1時間
の「雛めぐり」でした。

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