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彼岸花咲く…

彼岸(ひがん)とは、「彼(か)」の「岸」、「此岸(しがん)」に対する向こう岸、単純に言えば、此岸が「この世(煩悩と迷いの世界)」ならば、彼岸は「あの世(悟りを得た極楽浄土の世界)」です、それは此の世から見れば憧れの世界?かも知れません、ただ行ってみなければそれはわかりませんし、まだまだ「煩悩と迷いの世界」の未練は絶ち切れないのが現実で、それが普通の人間の姿でしょうか。

記述によれば「昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に既に彼岸の世界へ行った人たちを供養するとともに、まだ辿り着けずにいる人たちに早く向こうへ辿り着けるように祈るというのが彼岸の趣旨」とあります。

だからこの日、すでに旅立った人に手を合わせ、「そう遠くない将来に私もお世話になりますのでよろしく?」とお墓参りしてお願いするのが行事となります。

そんな時期に合わせて毎年のように花を咲かせるのが「彼岸花」、まるで地中でつながっていて、「彼岸」の指令ひとつで花を咲かせているかのように忠実です。

彼岸花3

葉が全くなく茎と花びらだけのシンプルで鮮やかな花です。
しかし最近でこそ、その姿や色の鮮やかさから大切に保護されていますが、昔は必ずしも花として好意的に扱われた訳ではなさそうです。

それは鱗茎に毒を持つ故に、ネズミ、モグラ、虫などから田畑を守り、また土葬の墓地が動物によって掘り荒されるのを防ぐためなどの用途で植えられたため、不吉な花のイメージが広がったからです。

彼岸花2

この花には別名がたくさんあります。そのひとつ「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」、単に外国語をあてはめただけのようですが、何とも美しい響きです。

その他、「狐の松明(きつねのたいまつ)」、「狐のかんざし」、「剃刀花(かみそりばな)」、「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」等々…、姿形からなる程と思います。

彼岸花4

しかし、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」、「天蓋花(てんがいばな)」等々…、それはないでしょー!

こんな呼び名が「不吉な花」のイメージを作り出しているのです。

彼岸花5

収穫のすんだ田圃のあぜ道に咲く彼岸花、秋の好日を演出する実に爽やかな姿です。

こんな姿を見てホッとします…。
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