阪急十三駅近辺を散策
12日、「じないまち雛めぐり」の夜は大阪十三に宿をとり、翌13日、そのまま帰宅するのはもったいないと阪急十三駅近辺を散策す
ることにしました。
駅前商店街の裏手に神社があり、その境内で日曜朝市でもあるのか準備中の露店が並んでいました。
その中ですでに商売を始めた果物屋さんの店先をまずスナップ。

阪急十三駅は、神戸、宝塚、京都各線が交差しているため、とにかく駅近辺は踏切だらけ、ようやく遮断機が上がったと思い通り
抜けた途端、すぐにまた下りるというように忙しく、のんびりと横断などしていられない、全く気が許せない踏切ばかりです。

この近辺で暮らすにはそんなせっかちな対応が必要なのか、何となくせかせかした雰囲気が漂います。

ただし、写真にするにはなかなか魅力的で、スナップには最適な場所です。

色んな人が通り、色んな動きがあり、カメラを構え待ち受けていると飽きることがありません。

近辺は「飲み屋街」でもあり、汚くて?、猥雑で庶民的な雰囲気がまた魅力です。

店の宣伝をするつもりはないのですが、ユニークな看板と雑多な町の通りの雰囲気にひかれました。
夜になると多くの人で賑わうのでしょう。

左手の空き地にまた何か出来るのでしょうか、工事のフェンスと提灯もまた面白い。

そんな訳で駅近辺を約40分スナップ後、宝塚行電車に乗車。
大阪方面へ出かける時はほとんどがJRなので、久しぶりに見る阪急電車の車窓からの景色は新鮮で、各駅の駅前のたたずまい
は大変魅力的でした。
出来れば、各駅ごとに降りてスナップする機会を作りたい、そんな写欲をそそられる阪急宝塚線でした。
ることにしました。
駅前商店街の裏手に神社があり、その境内で日曜朝市でもあるのか準備中の露店が並んでいました。
その中ですでに商売を始めた果物屋さんの店先をまずスナップ。

阪急十三駅は、神戸、宝塚、京都各線が交差しているため、とにかく駅近辺は踏切だらけ、ようやく遮断機が上がったと思い通り
抜けた途端、すぐにまた下りるというように忙しく、のんびりと横断などしていられない、全く気が許せない踏切ばかりです。

この近辺で暮らすにはそんなせっかちな対応が必要なのか、何となくせかせかした雰囲気が漂います。

ただし、写真にするにはなかなか魅力的で、スナップには最適な場所です。

色んな人が通り、色んな動きがあり、カメラを構え待ち受けていると飽きることがありません。

近辺は「飲み屋街」でもあり、汚くて?、猥雑で庶民的な雰囲気がまた魅力です。

店の宣伝をするつもりはないのですが、ユニークな看板と雑多な町の通りの雰囲気にひかれました。
夜になると多くの人で賑わうのでしょう。

左手の空き地にまた何か出来るのでしょうか、工事のフェンスと提灯もまた面白い。

そんな訳で駅近辺を約40分スナップ後、宝塚行電車に乗車。
大阪方面へ出かける時はほとんどがJRなので、久しぶりに見る阪急電車の車窓からの景色は新鮮で、各駅の駅前のたたずまい
は大変魅力的でした。
出来れば、各駅ごとに降りてスナップする機会を作りたい、そんな写欲をそそられる阪急宝塚線でした。
ぐるっぺ「ヒロ」で、富田林市「じないまち雛めぐり」に
3月12日(土)は、”ぐるっぺ「ヒロ」”の撮影会で、大阪富田林「じないまち雛めぐり」に行ってきました。
大阪天王寺から電車で約30分の「じないまち」は文字通り、寺院を中心に開けた歴史ある町で、古い民家がそのまま数多く残る
町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けていると聞きます。
大阪駅で集合した12名の参加者は、午後2時頃現地に着き、被写体を求めて町中に入ります。
本日は「雛めぐり」のイベントのため多くの人で賑わっていますが、少し奥に入ると歴史ある静かなたたずまいが見られます。

公園では、数々の露店が出されているほか、幼稚園児や保育園児手作りの雛人形が飾られていました。
ユニークな表情のお雛さんが、赤い敷布と青空に映えます。

片隅では、餅つきのためのご飯がたかれていました。
お釜と薪での炊飯は本格的です。

町中では雛人形があちこちで飾られている他、色んなお店が出されています。
街頭での似顔絵かきはよく見かけますが、これは「筆文字書」、こんなことも可能なのです。

生野町銀谷、ちりめん街道で、お雛さまの写真はたくさん見せたので控えたのですが、これは少し趣が違います。
格子戸の影がポイントです、

もう一つ、お寺の山門に飾られていたお雛さま、毛せんの赤と菜の花の黄色はよく合います。

ケースに入ったお人形と、お雛さんを見る少女の後ろ姿。
人形も少女たちもおそらく同じ年代と思いますが…、何かを感じてもらえれば…。

レンタル着物で散策するお嬢様方、後ろ姿しか紹介できません、後はご想像にお任せします。

4時になり撮影終了、ただ、天気も良く傾きかけた日射しもきれいなのでと梅田まで戻り、曽根崎界隈をスナップすることに。
飲み屋の赤提灯にも灯りが灯り始め、なかなか雰囲気があります。

強烈な西日が建物に降り注ぎます。
まさに黄金色に染まる一瞬です。

もう少し頑張ってみよう、と思うのですが、周りで灯る赤提灯や、香ばしい食い物の匂いが鼻につきみんな気もそぞろ…。
思えばまともに休憩もせずに歩き回り、歩数計を見れば16000歩をオーバー、喉も乾いたし…、という事で本日の撮影は終了し、
近くの居酒屋へ駆け込み、生ビールで乾杯、最初の一口の何と美味かったことか。
その後は大いに盛り上がり、楽しいひと時を過ごしたことは言うまでもありません。
大阪天王寺から電車で約30分の「じないまち」は文字通り、寺院を中心に開けた歴史ある町で、古い民家がそのまま数多く残る
町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けていると聞きます。
大阪駅で集合した12名の参加者は、午後2時頃現地に着き、被写体を求めて町中に入ります。
本日は「雛めぐり」のイベントのため多くの人で賑わっていますが、少し奥に入ると歴史ある静かなたたずまいが見られます。

公園では、数々の露店が出されているほか、幼稚園児や保育園児手作りの雛人形が飾られていました。
ユニークな表情のお雛さんが、赤い敷布と青空に映えます。

片隅では、餅つきのためのご飯がたかれていました。
お釜と薪での炊飯は本格的です。

町中では雛人形があちこちで飾られている他、色んなお店が出されています。
街頭での似顔絵かきはよく見かけますが、これは「筆文字書」、こんなことも可能なのです。

生野町銀谷、ちりめん街道で、お雛さまの写真はたくさん見せたので控えたのですが、これは少し趣が違います。
格子戸の影がポイントです、

もう一つ、お寺の山門に飾られていたお雛さま、毛せんの赤と菜の花の黄色はよく合います。

ケースに入ったお人形と、お雛さんを見る少女の後ろ姿。
人形も少女たちもおそらく同じ年代と思いますが…、何かを感じてもらえれば…。

レンタル着物で散策するお嬢様方、後ろ姿しか紹介できません、後はご想像にお任せします。

4時になり撮影終了、ただ、天気も良く傾きかけた日射しもきれいなのでと梅田まで戻り、曽根崎界隈をスナップすることに。
飲み屋の赤提灯にも灯りが灯り始め、なかなか雰囲気があります。

強烈な西日が建物に降り注ぎます。
まさに黄金色に染まる一瞬です。

もう少し頑張ってみよう、と思うのですが、周りで灯る赤提灯や、香ばしい食い物の匂いが鼻につきみんな気もそぞろ…。
思えばまともに休憩もせずに歩き回り、歩数計を見れば16000歩をオーバー、喉も乾いたし…、という事で本日の撮影は終了し、
近くの居酒屋へ駆け込み、生ビールで乾杯、最初の一口の何と美味かったことか。
その後は大いに盛り上がり、楽しいひと時を過ごしたことは言うまでもありません。
本日は私の誕生日…
3月10日、本日は私の誕生日です。
はていくつになったのか? 考えてみても数字が大きすぎて私の頭では計測不能です、だから余計な計算はなしにして、今後は
「精神年齢」を主に生きることにします。
そんな今日、出来ればン歳の誕生日を華やかに飾りたい、それにはやはり「花の写真」…、かと言って今の時期に咲き誇る花はそ
うはありません。
あるとしたら「梅花」、近辺では丹波市市島町の「三塚公園の梅林」、ただし先日(3月1日)でさえ紅梅は時季を過ぎていたのだか
らほとんど期待できません、そこでわずかでも残り物があればモノにしようと、秘密兵器「85mm2.8ソフトレンズ」を携えて訪ねまし
た。
絞り2.8、開放に近いほどにじみが大きくなります。

対角線に並んだ四つの花びらを主に、花びらの柔らかい質感が表現出来れば…。

少しコントラストをあげて…。

広い梅林の中でわずかに一本だけ花を残している「紅梅」がありました。
花びらがかんざしを挿しているいるように見えます。

縦に並んだ紅梅三輪…。

園内を散策すると、「マンサクの花」が咲いていました。
これは普通のレンズにストロボを使用しています。

「モクレン」のつぼみと思われます、ストロボを使用して浮かびあがらせました。

同じ「モクレン」のつぼみをソフトレンズで撮影しました、ソフト効果がわかると思います。
「春の息吹き」が感じられれば成功です。

この公園では蓮の花も見られますが、これはその「実」です。
裏返せばハチの巣のような種の形が見られますが、このままでもなかなか面白い被写体です。

この蓮池のそばに椿の木があり、その花が池に落ちていました。
それが偶然かどうかはお答えできません。

さて、ブログを書く段になって昨年の同日には何を書いたかを確かめようと見直したところ、何と同じように「三塚公園」で梅花を撮
り、今まさに書こうとしていたと同様のことをすでに昨年書いていたのです。
改めて気づきました、私の行動も思考回路も全く昨年と同じで何の進歩も遂げていないことに…、ショックです。
昨年の記事によると、昨年同日の梅林は吹雪、一昨年は豪雪とのこと、そうです昔からこの日は雪が多く、歴史的にも事件の多い
波乱の日なのです。
そういえば明日は東北大震災が起きた日、あれからもう5年になるのですね。
はていくつになったのか? 考えてみても数字が大きすぎて私の頭では計測不能です、だから余計な計算はなしにして、今後は
「精神年齢」を主に生きることにします。
そんな今日、出来ればン歳の誕生日を華やかに飾りたい、それにはやはり「花の写真」…、かと言って今の時期に咲き誇る花はそ
うはありません。
あるとしたら「梅花」、近辺では丹波市市島町の「三塚公園の梅林」、ただし先日(3月1日)でさえ紅梅は時季を過ぎていたのだか
らほとんど期待できません、そこでわずかでも残り物があればモノにしようと、秘密兵器「85mm2.8ソフトレンズ」を携えて訪ねまし
た。
絞り2.8、開放に近いほどにじみが大きくなります。

対角線に並んだ四つの花びらを主に、花びらの柔らかい質感が表現出来れば…。

少しコントラストをあげて…。

広い梅林の中でわずかに一本だけ花を残している「紅梅」がありました。
花びらがかんざしを挿しているいるように見えます。

縦に並んだ紅梅三輪…。

園内を散策すると、「マンサクの花」が咲いていました。
これは普通のレンズにストロボを使用しています。

「モクレン」のつぼみと思われます、ストロボを使用して浮かびあがらせました。

同じ「モクレン」のつぼみをソフトレンズで撮影しました、ソフト効果がわかると思います。
「春の息吹き」が感じられれば成功です。

この公園では蓮の花も見られますが、これはその「実」です。
裏返せばハチの巣のような種の形が見られますが、このままでもなかなか面白い被写体です。

この蓮池のそばに椿の木があり、その花が池に落ちていました。
それが偶然かどうかはお答えできません。

さて、ブログを書く段になって昨年の同日には何を書いたかを確かめようと見直したところ、何と同じように「三塚公園」で梅花を撮
り、今まさに書こうとしていたと同様のことをすでに昨年書いていたのです。
改めて気づきました、私の行動も思考回路も全く昨年と同じで何の進歩も遂げていないことに…、ショックです。
昨年の記事によると、昨年同日の梅林は吹雪、一昨年は豪雪とのこと、そうです昔からこの日は雪が多く、歴史的にも事件の多い
波乱の日なのです。
そういえば明日は東北大震災が起きた日、あれからもう5年になるのですね。
たんば写真クラブ撮影会②「栗田漁村」「ウオッチ館」
12時過ぎ、「ちりめん街道」街中で昼食を済ませ、次の撮影地、宮津「栗田(くんだ)漁港」そばの漁村を訪ねました。
海沿いの防波堤に沿って広がるのどかな漁村です。
余り人気はないのですが、ワカメ干しをしているご夫婦に出会いました。

何かの装飾品?
いいえ違います、ロープに付いた貝殻です、それでも何となくきれいなアクセサリーのようにも見えます。

漁業で生活するとはいえ、野菜は必要です。
海を臨む畑に、出来過ぎた大根と植え付けられた玉ねぎ…、なかなか爽快です。

約1時間、漁村を散策し次に、すぐ近くにある小さな水族館「ウオッチ館」へ行きました。
ここは何度か紹介しているところですが、行くたびに新しい発見があります。
まずは颯爽と泳ぐ「サメ」、「流し撮り」が少し成功か…。

次は「エイ」です、顔のように見えるのですがこれは体の裏側、それでも何とも愛嬌のある表情に見えます。
実はこれ、「サメ」の仲間なのです。

重量感あるというか、グロテスクというか、態度がデカいというか…、何とも奇妙な姿です。
今日の朝日新聞「天声人語」に、どんな生き物にも役割があり、自然界が恩恵を受けているという意味のことが書いてありました
が、この魚からどんな恩恵を受けているのでしょうか。

グロテスクなモノを見て気分が悪くなったところで、口直しに爽やかな写真を…。

もう一枚気持ちのいい写真を。
それにしても、この目を横切る黒い線や縞模様は何のためのモノなのでしょうか…、わかりません。

館の入り口に「ドクターフィッシュ」と云う魚が水槽に入れられていて、人が手を入れると寄ってきます。
それは人間の皮膚の古い角質を食べるためのようで、この魚を使った美肌効果のための「フィッシュセラピー」等もあるようです
が、感染症の危険もあるとのことです。

そんな訳で、「雛まつり」「漁村スナップ」「水族館」とかなり欲張りで、歩行数も16000歩と強行な撮影会でしたが、幸い天候も安
定し、「晴れ男」の面目も躍如され、大いに成果のあった撮影会となりました。
参加された皆さん、お疲れさまでした、傑作の発表を期待しています。
海沿いの防波堤に沿って広がるのどかな漁村です。
余り人気はないのですが、ワカメ干しをしているご夫婦に出会いました。

何かの装飾品?
いいえ違います、ロープに付いた貝殻です、それでも何となくきれいなアクセサリーのようにも見えます。

漁業で生活するとはいえ、野菜は必要です。
海を臨む畑に、出来過ぎた大根と植え付けられた玉ねぎ…、なかなか爽快です。

約1時間、漁村を散策し次に、すぐ近くにある小さな水族館「ウオッチ館」へ行きました。
ここは何度か紹介しているところですが、行くたびに新しい発見があります。
まずは颯爽と泳ぐ「サメ」、「流し撮り」が少し成功か…。

次は「エイ」です、顔のように見えるのですがこれは体の裏側、それでも何とも愛嬌のある表情に見えます。
実はこれ、「サメ」の仲間なのです。

重量感あるというか、グロテスクというか、態度がデカいというか…、何とも奇妙な姿です。
今日の朝日新聞「天声人語」に、どんな生き物にも役割があり、自然界が恩恵を受けているという意味のことが書いてありました
が、この魚からどんな恩恵を受けているのでしょうか。

グロテスクなモノを見て気分が悪くなったところで、口直しに爽やかな写真を…。

もう一枚気持ちのいい写真を。
それにしても、この目を横切る黒い線や縞模様は何のためのモノなのでしょうか…、わかりません。

館の入り口に「ドクターフィッシュ」と云う魚が水槽に入れられていて、人が手を入れると寄ってきます。
それは人間の皮膚の古い角質を食べるためのようで、この魚を使った美肌効果のための「フィッシュセラピー」等もあるようです
が、感染症の危険もあるとのことです。

そんな訳で、「雛まつり」「漁村スナップ」「水族館」とかなり欲張りで、歩行数も16000歩と強行な撮影会でしたが、幸い天候も安
定し、「晴れ男」の面目も躍如され、大いに成果のあった撮影会となりました。
参加された皆さん、お疲れさまでした、傑作の発表を期待しています。
たんば写真クラブ撮影会①「ちりめん街道雛めぐり」
2月の撮影会は、丹波・神戸ともに雨にたたられ、私の「晴れ男伝説」もこれまでと少々気落ちして迎えた3月のたんば写真クラブ
の撮影会、連日晴れが続く中で何故かこの日だけが「曇り雨」の天気予報、いよいよもって私の神通力もお終い、それならばそれ
で雨の中の雰囲気ある写真を撮ろうと私を含め8名の参加を得て、「ちりめん街道雛めぐり」の撮影に出かけました。
ただその後の撮影も含めデーターが多いので、二度に分けて書きますのでその②の方も合わせてご覧ください。
「ちりめん街道」とは、江戸、明治、大正、昭和初期にかけて高級織物「丹後ちりめん」が隆盛を極めた町として、昨年も訪れ紹介し
たところでもありますが、今回はそんな重要伝統的建造物群保存地区に指定された京都府与謝野町加悦町の家々で展示されて
いる雛人形を巡り散策しました。
まずは旧加悦町役場の庁舎を利用した観光協会で展示されている雛人形です。
その賑わいを表現するため、三回の多重露光で撮影しました、重なり具合は何とかうまくいったようです。

古い街並みはこんな感じです。

ある家の玄関横に、ピンク色の「ネコヤナギ」が飾られていました、柔らかそうな産毛が心地よさそうです。

雛人形をかわいく飾るというのは後世のことで、もともとは穢れを移すための身代わりとして使われていた人形が原型で、最後は
川に流すのが通例だったようです。
だからかも知れません、ただの人形の中に精神が宿っているかに見えるのは、そんな不気味さを表現してみました。

ある骨董屋さんに入りました。
雑然と並べられた骨董品の中で今日はやはり雛人形が主役です。

真ん中上部に坐する人形のアップです。
きれい、鮮やかとは言いがたい衣服に少しゆがんだ首が何となく異様です。

お祝いごとにそろって並ぶ兄妹でしょうか。
しかし晴れ晴れとした動きや表情がありません、伏し目がちで何か悩みがあり落ち込んでいる…、そんな感じです。
これも精神の宿る人形の一つです、この人形を作った人の心理状態はどんなだったのでしょうか、何となく気になります。

春の明るい行事「ひな祭り」ながら、「当たり前」を抜けるため少し怖い面を強調しました。
この後、昼食後、宮津の栗田漁港近辺の漁村から、ウオッチ館(水族館)に向かいますが、それは②をご覧ください。
の撮影会、連日晴れが続く中で何故かこの日だけが「曇り雨」の天気予報、いよいよもって私の神通力もお終い、それならばそれ
で雨の中の雰囲気ある写真を撮ろうと私を含め8名の参加を得て、「ちりめん街道雛めぐり」の撮影に出かけました。
ただその後の撮影も含めデーターが多いので、二度に分けて書きますのでその②の方も合わせてご覧ください。
「ちりめん街道」とは、江戸、明治、大正、昭和初期にかけて高級織物「丹後ちりめん」が隆盛を極めた町として、昨年も訪れ紹介し
たところでもありますが、今回はそんな重要伝統的建造物群保存地区に指定された京都府与謝野町加悦町の家々で展示されて
いる雛人形を巡り散策しました。
まずは旧加悦町役場の庁舎を利用した観光協会で展示されている雛人形です。
その賑わいを表現するため、三回の多重露光で撮影しました、重なり具合は何とかうまくいったようです。

古い街並みはこんな感じです。

ある家の玄関横に、ピンク色の「ネコヤナギ」が飾られていました、柔らかそうな産毛が心地よさそうです。

雛人形をかわいく飾るというのは後世のことで、もともとは穢れを移すための身代わりとして使われていた人形が原型で、最後は
川に流すのが通例だったようです。
だからかも知れません、ただの人形の中に精神が宿っているかに見えるのは、そんな不気味さを表現してみました。

ある骨董屋さんに入りました。
雑然と並べられた骨董品の中で今日はやはり雛人形が主役です。

真ん中上部に坐する人形のアップです。
きれい、鮮やかとは言いがたい衣服に少しゆがんだ首が何となく異様です。

お祝いごとにそろって並ぶ兄妹でしょうか。
しかし晴れ晴れとした動きや表情がありません、伏し目がちで何か悩みがあり落ち込んでいる…、そんな感じです。
これも精神の宿る人形の一つです、この人形を作った人の心理状態はどんなだったのでしょうか、何となく気になります。

春の明るい行事「ひな祭り」ながら、「当たり前」を抜けるため少し怖い面を強調しました。
この後、昼食後、宮津の栗田漁港近辺の漁村から、ウオッチ館(水族館)に向かいますが、それは②をご覧ください。
口銀谷の「ひな祭り」、一日違いで…
昨日の雪はかなり融けたものの屋根や田圃はまだ雪化粧が残っています、しかも快晴の天気です。
そんな今日、これからそうそう雪景色も見られないだろうからと云う思いと、雪にあうイベントは何だろうと考え、はたと思いつきまし
た、朝来市生野町口銀谷(くちかなや)の「ひな祭り」です、ネットで確認すると1日から3日までとのことなので出かけることにしまし
た。
和田山道経由で約1時間の距離、10時半頃町に到着、融けはじめた屋根の雪が軒下を濡らす古い街並みはなかなか風情があり
ます。

まず「生野まちづくり工房井筒屋」を訪ねました。
そこで「ひな祭りは明日から」と知らされがっくり、どうやらたくさんあるネット情報の中で間違った情報をつかんだようです。
それでも撮影のために、お雛さまを飾った工房の窓を特別に開けていただきました。

本来は町中のあちこちの玄関や窓に、歴史ある古い雛人形やこの様な現在風の人形が展示されるのですが…。
暖簾の横の格子窓に飾られたお雛さま、さりげなくていいですね。

アップで見ます、素朴で可愛い表情がまたいい…。

明日からとは言え、それでも何か所かはすでに展示されています。
多分美容院と思われます、その窓に飾られたお雛さま。

ある商店のガラス窓の中に飾られたお雛さま、この窓ガラスに空の映り込みがなかったらシャッターは切りません。
簾の赤いひもがお雛さまの顔を隠しているのもなかなかユニークです。

これもガラス窓の反射を生かして撮ったものです。
何となく幻想的な感じになりました。

これも空の映り込みを生かして撮りました。
少しは、「ただの雛人形」ではなく写ったでしょうか。

これも窓ガラス越しに撮ったもので、背景は映り込みです、左端にちらりと見える顔半分の人形にお気づきでしょうか。
人形と云うのは人の形を模した造り物なのですが、ただのモノでなく、何となく心が、精神が宿っているようで、時には不気味に思
えます。

その後たまたま立ち寄った、黒澤明監督の「七人の侍」や「生きる」などで知られる俳優志村喬を記念して作られた「志村喬記念
館」では、担当の方に約30分にわたり、生野銀山の歴史、ことに銀山全盛期に働いた人たちの社宅について、再現された建物を
隅から隅まで案内していただき色々興味深いお話を聞かせていただきました、なかで特に印象に残ったのは、すべての社宅の作
りで、床の間の裏側にトイレがあった、という事でした。
そんな訳で、残念ながら「雛めぐり」は出来ませんでしたが、それなりに楽しめました。
雛祭りは3日から6日までです、時間のある方は立ち寄ってみては如何ですか。
そんな今日、これからそうそう雪景色も見られないだろうからと云う思いと、雪にあうイベントは何だろうと考え、はたと思いつきまし
た、朝来市生野町口銀谷(くちかなや)の「ひな祭り」です、ネットで確認すると1日から3日までとのことなので出かけることにしまし
た。
和田山道経由で約1時間の距離、10時半頃町に到着、融けはじめた屋根の雪が軒下を濡らす古い街並みはなかなか風情があり
ます。

まず「生野まちづくり工房井筒屋」を訪ねました。
そこで「ひな祭りは明日から」と知らされがっくり、どうやらたくさんあるネット情報の中で間違った情報をつかんだようです。
それでも撮影のために、お雛さまを飾った工房の窓を特別に開けていただきました。

本来は町中のあちこちの玄関や窓に、歴史ある古い雛人形やこの様な現在風の人形が展示されるのですが…。
暖簾の横の格子窓に飾られたお雛さま、さりげなくていいですね。

アップで見ます、素朴で可愛い表情がまたいい…。

明日からとは言え、それでも何か所かはすでに展示されています。
多分美容院と思われます、その窓に飾られたお雛さま。

ある商店のガラス窓の中に飾られたお雛さま、この窓ガラスに空の映り込みがなかったらシャッターは切りません。
簾の赤いひもがお雛さまの顔を隠しているのもなかなかユニークです。

これもガラス窓の反射を生かして撮ったものです。
何となく幻想的な感じになりました。

これも空の映り込みを生かして撮りました。
少しは、「ただの雛人形」ではなく写ったでしょうか。

これも窓ガラス越しに撮ったもので、背景は映り込みです、左端にちらりと見える顔半分の人形にお気づきでしょうか。
人形と云うのは人の形を模した造り物なのですが、ただのモノでなく、何となく心が、精神が宿っているようで、時には不気味に思
えます。

その後たまたま立ち寄った、黒澤明監督の「七人の侍」や「生きる」などで知られる俳優志村喬を記念して作られた「志村喬記念
館」では、担当の方に約30分にわたり、生野銀山の歴史、ことに銀山全盛期に働いた人たちの社宅について、再現された建物を
隅から隅まで案内していただき色々興味深いお話を聞かせていただきました、なかで特に印象に残ったのは、すべての社宅の作
りで、床の間の裏側にトイレがあった、という事でした。
そんな訳で、残念ながら「雛めぐり」は出来ませんでしたが、それなりに楽しめました。
雛祭りは3日から6日までです、時間のある方は立ち寄ってみては如何ですか。
「雪と梅花」…、合います
気候の変化は激しく、北日本の方では大荒れの雪模様だったようですが、こちらでも昨日は夕方からかなり激しく吹雪いていまし
た。
そして今朝も同じく吹雪でかなりの積雪があり、宿直勤務のため外の駐車場に停めていた私の車も雪にすっぽり覆われ、雪下ろし
でかなりの時間をとられました、車の屋根の上に積もった雪を測ってみると約20センチあり、この時期には大雪です。
さて、宿直明けとは云えこんな日に家でじっとしていることは出来ません、何か面白いものはと考え、そろそろ梅の花が見ごろであ
ることを思い出し、「吹雪きと梅花」をテーマに撮影しょうと、丹波市市島町の「三塚公園の梅林」を訪ねましたが、公園に着いた頃
にはいつか吹雪もやみ陽が射してきました。

それならばそれと対応を変え、青空に映える雪を冠った梅花を狙うことにしました。
白梅と云っても黄色みが強くそれほど冴えないのですが、「雪」と云う衣装をまとうと見違えるほど爽やかです。

少しアップで迫ります。

団子のように雪にくるまれ、別の生き物のようです。

紅梅です、少しハイキー調で…。

つぼみの塊の中で一輪だけ開いた花のめしべのシルエットがポイントです。

まるで「真綿」にくるまれているがのごとく…、暖かくて心地よさそう…。

祭りに使われる花飾りのよう、地味な花の晴れ舞台です。

梅花と云うのは小枝がゴチャゴチャと煩雑で、雨や雪などの自然の装飾がなければ写真にしにくい花で、そんな条件に加え、花び
らをアップで迫るか、広角で全体を狙うか…が無難なところでしょうか。

ここ「三塚公園」の梅は、紅梅は少し盛りを過ぎたようですが、白梅はまだまだこれからのよう。
雨や雪の気配があれば訪ねて見てください。
た。
そして今朝も同じく吹雪でかなりの積雪があり、宿直勤務のため外の駐車場に停めていた私の車も雪にすっぽり覆われ、雪下ろし
でかなりの時間をとられました、車の屋根の上に積もった雪を測ってみると約20センチあり、この時期には大雪です。
さて、宿直明けとは云えこんな日に家でじっとしていることは出来ません、何か面白いものはと考え、そろそろ梅の花が見ごろであ
ることを思い出し、「吹雪きと梅花」をテーマに撮影しょうと、丹波市市島町の「三塚公園の梅林」を訪ねましたが、公園に着いた頃
にはいつか吹雪もやみ陽が射してきました。

それならばそれと対応を変え、青空に映える雪を冠った梅花を狙うことにしました。
白梅と云っても黄色みが強くそれほど冴えないのですが、「雪」と云う衣装をまとうと見違えるほど爽やかです。

少しアップで迫ります。

団子のように雪にくるまれ、別の生き物のようです。

紅梅です、少しハイキー調で…。

つぼみの塊の中で一輪だけ開いた花のめしべのシルエットがポイントです。

まるで「真綿」にくるまれているがのごとく…、暖かくて心地よさそう…。

祭りに使われる花飾りのよう、地味な花の晴れ舞台です。

梅花と云うのは小枝がゴチャゴチャと煩雑で、雨や雪などの自然の装飾がなければ写真にしにくい花で、そんな条件に加え、花び
らをアップで迫るか、広角で全体を狙うか…が無難なところでしょうか。

ここ「三塚公園」の梅は、紅梅は少し盛りを過ぎたようですが、白梅はまだまだこれからのよう。
雨や雪の気配があれば訪ねて見てください。