「兵庫県写真作家協会展」と「王子動物園スナップ」
一つの用を済ますとまた次の用へ、次から次へと続き、繰り返され、気ばかり焦ってホット一息つける瞬間がなかなかありません。
それでも、そのおかげで退屈する時間がなく、元気でいられると思えば、感謝!感謝!です。
そんな決まったスケジュールの一つ、神戸の写真クラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の例会が28日にあり、その翌日29日は、神戸市灘区の
原田の森ギャラリーで開かれた「兵庫県写真作家協会」の「協会展」と「公募展」の最終日で、私も出展していてその作品の搬出日
なので、2日続けての神戸滞在となりました。
丹波からも写真展を見に来る仲間がいて、ただそれだけでは勿体ないので、王子動物園でしばらくスナップした後、協会展を見に
行くことにしたのですが、待ち合わせまで時間があったので、元町駅から三宮までカメラを手に散策しました(使用カメラは「LumixL
X100」です。
ある駐車場に鮮やかな落書きが…、ここまでくると「アート」です。

あるビルを見上げるとこんな光景がありました、多分船舶関係の会社の宣伝なのでしょう。

三宮の高架下近辺に行くと居酒屋がひしめいていて、ユニークな看板が目につきます。

夜になると赤提灯やネオンでキンキンギラギラになるこの近辺も、さすがに昼間は少し大人しい感じです。

1時に丹波の仲間と合流、「王子動物園」に入ります、入場料が無料なのがうれしいような寂しいような…。
園に入り最初に目につくのが「フラミンゴ」です、普段は望遠で切り取るのですが今回は望遠側が70mm、であれば色と形の面白さ
を狙うしかなし、少し平凡になりました。

写真になりやすいのが「アシカ」、水槽の中で泳ぎまわるアシカと、それを見る子供の対比がポイントです。
アシカと少女が見つめ合った瞬間…、待っていればいくらでもチャンスはあります。

アシカがプクッと水泡を出した瞬間、少女の動きが面白いのですが、アシカの顔が見えないのが残念。

今度は水槽を上から眺めます。
水面に浮かぶ落ち葉、その中を気持ちよさそうに及びまわるアシカの姿と水の揺らぎがきれいです。

約1時間でスナップを切り上げ、原田の森ギャラリーへ。
「協会展」は、会員、会友合わせて全紙176点、「公募展」の入賞作品は上位23点、入選30点の展示、全部を見て回るだけでゆうに
1時間はかかりそうな大写真展です。
しかも最終日で作品搬出日のために出展者が集合しているため、会場はまさに芋の子を洗う状態、それでも多くの写真の先輩や
仲間と出会うことが出来、うれしいひと時を過ごしました。
その後は、神戸のクラブの仲間も駆けつけ、三宮で昨日に続き「反省会?」を持ち楽しい時を過ごし、我が家に帰り着いたのは午
後11時を過ぎていました。
それでも、そのおかげで退屈する時間がなく、元気でいられると思えば、感謝!感謝!です。
そんな決まったスケジュールの一つ、神戸の写真クラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の例会が28日にあり、その翌日29日は、神戸市灘区の
原田の森ギャラリーで開かれた「兵庫県写真作家協会」の「協会展」と「公募展」の最終日で、私も出展していてその作品の搬出日
なので、2日続けての神戸滞在となりました。
丹波からも写真展を見に来る仲間がいて、ただそれだけでは勿体ないので、王子動物園でしばらくスナップした後、協会展を見に
行くことにしたのですが、待ち合わせまで時間があったので、元町駅から三宮までカメラを手に散策しました(使用カメラは「LumixL
X100」です。
ある駐車場に鮮やかな落書きが…、ここまでくると「アート」です。

あるビルを見上げるとこんな光景がありました、多分船舶関係の会社の宣伝なのでしょう。

三宮の高架下近辺に行くと居酒屋がひしめいていて、ユニークな看板が目につきます。

夜になると赤提灯やネオンでキンキンギラギラになるこの近辺も、さすがに昼間は少し大人しい感じです。

1時に丹波の仲間と合流、「王子動物園」に入ります、入場料が無料なのがうれしいような寂しいような…。
園に入り最初に目につくのが「フラミンゴ」です、普段は望遠で切り取るのですが今回は望遠側が70mm、であれば色と形の面白さ
を狙うしかなし、少し平凡になりました。

写真になりやすいのが「アシカ」、水槽の中で泳ぎまわるアシカと、それを見る子供の対比がポイントです。
アシカと少女が見つめ合った瞬間…、待っていればいくらでもチャンスはあります。

アシカがプクッと水泡を出した瞬間、少女の動きが面白いのですが、アシカの顔が見えないのが残念。

今度は水槽を上から眺めます。
水面に浮かぶ落ち葉、その中を気持ちよさそうに及びまわるアシカの姿と水の揺らぎがきれいです。

約1時間でスナップを切り上げ、原田の森ギャラリーへ。
「協会展」は、会員、会友合わせて全紙176点、「公募展」の入賞作品は上位23点、入選30点の展示、全部を見て回るだけでゆうに
1時間はかかりそうな大写真展です。
しかも最終日で作品搬出日のために出展者が集合しているため、会場はまさに芋の子を洗う状態、それでも多くの写真の先輩や
仲間と出会うことが出来、うれしいひと時を過ごしました。
その後は、神戸のクラブの仲間も駆けつけ、三宮で昨日に続き「反省会?」を持ち楽しい時を過ごし、我が家に帰り着いたのは午
後11時を過ぎていました。
三木市「慈眼寺」を訪ねる
11月20日、今日は朝から快晴です。
日頃から溜まった雑用を片付けようと思ったのですが、余りに青空がきれいなのでやはりじっとしてはいられませんでした。
行先は、三木市の「慈眼寺」というお寺、何が目的かと云えば、たまたま数日前の新聞の地方版で、「銀杏のじゅうたんが見ごろ」と
云う記事を目にしたこと、それ以外に何の情報も持ち合わせていなかったのですが、カーナビにお寺の電話番号を入力するだけ
で、勝手に現地まで案内してくれるという文明の利器に頼り出かけました。
地名で云えば三木市久留美、市内から10分足らずの田園風景の中に「慈眼寺」はありました。
参道も狭く短く、こじんまりしたお寺でしたが、参道から見上げると、鮮やかなモミジが陽に映え鮮やかでした。

参道脇の白塀に投影したモミジの葉の形が面白くてシャッターを切りました、ちらりと見える赤いモミジの葉の色がポイントです。

山門をくぐると、イチョウの葉のじゅうたんが広がっていました、しかし少し時期が遅かったようです。

お手洗い石に溜まった落ち葉です。

本堂側から振り返り山門を見ると…。

本堂の裏手にまわると、「お稲荷さん」がありました。
鳥居も石段も祠も傾き、どれが水平なのか不明ですが、かえって「古さ」が強調されて効果的でした。

山門に戻り参道を振り返ると、数人の参拝者があり、いいポイントになり慌ててシャッターを切ります。

垂れさがった、まだ少し青いモミジを、ストロボで浮かび上がらせてみました。

お寺の横手に竹林と竹の垣根があり、垂れ下がったモミジと絡みなかなかいい雰囲気でした。
「どこまでも続く竹林と垣根のある散歩道」、そう見えたら成功です。
実はこの垣根、、ホンの20メーター程度です。

家から車で約1時間20分、撮影時間30分、何かのついでに立ち寄ることはあっても、それだけのために出かけるほどのことはな
いとは思いますが、今日の目的はこれだけ。
それでも、「時間が許せば何とか行ってみたいな…」と、頭の中に何となく気になる部分があって、それが解消されないとすっきりし
ません、貴重な時間を使ったといえ、それが解消されたことでホッとしました。
日頃から溜まった雑用を片付けようと思ったのですが、余りに青空がきれいなのでやはりじっとしてはいられませんでした。
行先は、三木市の「慈眼寺」というお寺、何が目的かと云えば、たまたま数日前の新聞の地方版で、「銀杏のじゅうたんが見ごろ」と
云う記事を目にしたこと、それ以外に何の情報も持ち合わせていなかったのですが、カーナビにお寺の電話番号を入力するだけ
で、勝手に現地まで案内してくれるという文明の利器に頼り出かけました。
地名で云えば三木市久留美、市内から10分足らずの田園風景の中に「慈眼寺」はありました。
参道も狭く短く、こじんまりしたお寺でしたが、参道から見上げると、鮮やかなモミジが陽に映え鮮やかでした。

参道脇の白塀に投影したモミジの葉の形が面白くてシャッターを切りました、ちらりと見える赤いモミジの葉の色がポイントです。

山門をくぐると、イチョウの葉のじゅうたんが広がっていました、しかし少し時期が遅かったようです。

お手洗い石に溜まった落ち葉です。

本堂側から振り返り山門を見ると…。

本堂の裏手にまわると、「お稲荷さん」がありました。
鳥居も石段も祠も傾き、どれが水平なのか不明ですが、かえって「古さ」が強調されて効果的でした。

山門に戻り参道を振り返ると、数人の参拝者があり、いいポイントになり慌ててシャッターを切ります。

垂れさがった、まだ少し青いモミジを、ストロボで浮かび上がらせてみました。

お寺の横手に竹林と竹の垣根があり、垂れ下がったモミジと絡みなかなかいい雰囲気でした。
「どこまでも続く竹林と垣根のある散歩道」、そう見えたら成功です。
実はこの垣根、、ホンの20メーター程度です。

家から車で約1時間20分、撮影時間30分、何かのついでに立ち寄ることはあっても、それだけのために出かけるほどのことはな
いとは思いますが、今日の目的はこれだけ。
それでも、「時間が許せば何とか行ってみたいな…」と、頭の中に何となく気になる部分があって、それが解消されないとすっきりし
ません、貴重な時間を使ったといえ、それが解消されたことでホッとしました。
丹波市「円通寺」の紅葉情報…
前回のブログで写真展の準備も一段落した、と書きました。
17日には注文していた額装用の加工マットが届き、写真展に関してはこの後、写真とマットをみんなに配布し、12月1日午前の
作業を待つだけとなりました。
ホッと一息ついたところで昨日は、とり散らかっていた部屋を久しぶりに?片付け、今日は気になっていた丹波市「円通寺の紅
葉」の様子を見に行ってきました。
テントが何張か張られ、丹波の特産品等がズラリ並べられていましたが、いるのは店番のおばチャンおじさんばかりで観光客はホ
ンのチラホラ、平日、しかも曇り日とあっては仕方ないにしても…、と入山料300円を払い境内へ足を入れ納得しました。
まだ色の残るモミジの葉がところどころ残っているにしても、木の枝も地面も木の葉は枯れてチリジリ、紅葉と云うよりも冬真近のう
らぶれた印象しかありません。
ただしここからが写真のテクニックで、それなりのものを如何にきれいに見せるかです。
まずはチリチリに枯れた落ち葉のじゅうたんですが、よく見ればきれいな葉も見えます。

白塀と瓦は紅葉とよく合います。
奥の瓦屋根に積もっている落ち葉、光の具合で赤く見えていますが、本当は茶色のチリジリです。

お地蔵さんと落ち葉、手前の赤い南天の実がポイントです。

全体を見渡せば、ムム…なのですが、ポイントを絞ればそれなりに絵になります。
例年ならばもっともっと色鮮やかなのですが…。

洞窟にお不動さんが祀られています。
その水面に浮かんだ落ち葉です。

光が足りないならばストロボで、残り少ないモミジを浮かび上がらせます。

静かな落ち葉のじゅうたん、今年は黄色が主で、赤みがありません。
奥に赤く見えるのは「ドウダンつつじ」です。

苔むした大木の根っ子に絡まった落ち葉、やはり色彩に乏しい…。

部分部分を見つめればそれなりに被写体はあります。
それでも総じていえば、がっくり! やはり気候のせいなのでしょうか、色づく前に枯れてしまったようで、何人かのカメラマンを見か
けましたが、お気の毒さまです。
観光の妨害をする気はありませんが、もし写真目的で訪ねようと思われるのでしたら、とてもお勧めできません。
関係者の方、ごめんなさい!
17日には注文していた額装用の加工マットが届き、写真展に関してはこの後、写真とマットをみんなに配布し、12月1日午前の
作業を待つだけとなりました。
ホッと一息ついたところで昨日は、とり散らかっていた部屋を久しぶりに?片付け、今日は気になっていた丹波市「円通寺の紅
葉」の様子を見に行ってきました。
テントが何張か張られ、丹波の特産品等がズラリ並べられていましたが、いるのは店番のおばチャンおじさんばかりで観光客はホ
ンのチラホラ、平日、しかも曇り日とあっては仕方ないにしても…、と入山料300円を払い境内へ足を入れ納得しました。
まだ色の残るモミジの葉がところどころ残っているにしても、木の枝も地面も木の葉は枯れてチリジリ、紅葉と云うよりも冬真近のう
らぶれた印象しかありません。
ただしここからが写真のテクニックで、それなりのものを如何にきれいに見せるかです。
まずはチリチリに枯れた落ち葉のじゅうたんですが、よく見ればきれいな葉も見えます。

白塀と瓦は紅葉とよく合います。
奥の瓦屋根に積もっている落ち葉、光の具合で赤く見えていますが、本当は茶色のチリジリです。

お地蔵さんと落ち葉、手前の赤い南天の実がポイントです。

全体を見渡せば、ムム…なのですが、ポイントを絞ればそれなりに絵になります。
例年ならばもっともっと色鮮やかなのですが…。

洞窟にお不動さんが祀られています。
その水面に浮かんだ落ち葉です。

光が足りないならばストロボで、残り少ないモミジを浮かび上がらせます。

静かな落ち葉のじゅうたん、今年は黄色が主で、赤みがありません。
奥に赤く見えるのは「ドウダンつつじ」です。

苔むした大木の根っ子に絡まった落ち葉、やはり色彩に乏しい…。

部分部分を見つめればそれなりに被写体はあります。
それでも総じていえば、がっくり! やはり気候のせいなのでしょうか、色づく前に枯れてしまったようで、何人かのカメラマンを見か
けましたが、お気の毒さまです。
観光の妨害をする気はありませんが、もし写真目的で訪ねようと思われるのでしたら、とてもお勧めできません。
関係者の方、ごめんなさい!
久しぶりの「高山寺」、しかし紅葉は…
しばらくのご無沙汰でした。
12月に開く「たんば写真クラブ」の写真展の準備他、色々と雑用が重なり何とも忙しい毎日でしたが、昨日の例会で一区切りつ
き、少し気持ちに余裕が出来ました。
注文をしていた写真展の作品のプリント(全紙21枚、ワイド四つ切8枚)が出来上がったとのことでしたので受け取りに行くことにし
たのですが、その前に「高山寺の紅葉」をちょっと覗いてみることにしました。
何故なら今年の紅葉は全くダメとの評判を聞いていましたので確かめるためにも…。
行ってみると噂に違わずかなりひどい有様で、落ち葉も残された葉も枯れてチリチリ、これでは写真にならない、とあきらめかけた
のですが、そのうち陽が射してきて影を作りました、振り返ってみると、半ば枯れた落ち葉でしたが、逆光を浴びて失いかけた色彩
が少しよみがえり、何とかみられる光景となりました。
紅葉では、持ち前の「色彩」が大事ですが、それがなくとも「光と影」を生かせば、それなりの写真は撮れるのではないかと思いま
す。

ただ、それ以外は写真にならず引き返すか…、というところですが、転んでもただでは起きないのが私で(ただし写真の場合の
みですが)、何か面白いものはないかと歩くうち、駐車場の裏手にある竹林で、「青竹に絡みつくツタの葉」を見つけました。
まず緑から赤のまだらな葉っぱです。

次は、少し濃いピンクの葉です。

次に、薄いピンクの葉です。

次は、黄緑の葉です。
順序が逆になりましたが、この様に順次色づいて行くのでしょう。

足元に目をやると、黄色の落ち葉がありました、夕べの雨のなごりかまだ水滴が残っていました。
こうして、「何か…?」を探し回れば面白いものはいくらでも見つかり退屈することはありません。

約30分撮影後、「キタムラ西脇店」へ走り、完成プリントを受け取り、近くで昼食後、せっかくここまで来たのだからと「西林寺」へ立
ち寄って見ました。
ここは「アジサイ寺」として有名ですが、今は閑散としています。
それでも探せばありました、何という木の葉か知れませんが、逆光に浮かぶ色彩と形が面白くて一枚。

色と影と背景のボケが美しくてまた一枚。

蜘蛛の巣を見つけました、木綿糸のような質感で下の方にたわんだ形が面白くて一枚。

ここでも30分程で引き揚げました。
ここのところ暖かい日が多く、今日などは暑いくらい、これでは紅葉が進むはずはありません。
もう一つ季節感が薄く、なかなか冬の予感がうかがえない今日この頃であります。
12月に開く「たんば写真クラブ」の写真展の準備他、色々と雑用が重なり何とも忙しい毎日でしたが、昨日の例会で一区切りつ
き、少し気持ちに余裕が出来ました。
注文をしていた写真展の作品のプリント(全紙21枚、ワイド四つ切8枚)が出来上がったとのことでしたので受け取りに行くことにし
たのですが、その前に「高山寺の紅葉」をちょっと覗いてみることにしました。
何故なら今年の紅葉は全くダメとの評判を聞いていましたので確かめるためにも…。
行ってみると噂に違わずかなりひどい有様で、落ち葉も残された葉も枯れてチリチリ、これでは写真にならない、とあきらめかけた
のですが、そのうち陽が射してきて影を作りました、振り返ってみると、半ば枯れた落ち葉でしたが、逆光を浴びて失いかけた色彩
が少しよみがえり、何とかみられる光景となりました。
紅葉では、持ち前の「色彩」が大事ですが、それがなくとも「光と影」を生かせば、それなりの写真は撮れるのではないかと思いま
す。

ただ、それ以外は写真にならず引き返すか…、というところですが、転んでもただでは起きないのが私で(ただし写真の場合の
みですが)、何か面白いものはないかと歩くうち、駐車場の裏手にある竹林で、「青竹に絡みつくツタの葉」を見つけました。
まず緑から赤のまだらな葉っぱです。

次は、少し濃いピンクの葉です。

次に、薄いピンクの葉です。

次は、黄緑の葉です。
順序が逆になりましたが、この様に順次色づいて行くのでしょう。

足元に目をやると、黄色の落ち葉がありました、夕べの雨のなごりかまだ水滴が残っていました。
こうして、「何か…?」を探し回れば面白いものはいくらでも見つかり退屈することはありません。

約30分撮影後、「キタムラ西脇店」へ走り、完成プリントを受け取り、近くで昼食後、せっかくここまで来たのだからと「西林寺」へ立
ち寄って見ました。
ここは「アジサイ寺」として有名ですが、今は閑散としています。
それでも探せばありました、何という木の葉か知れませんが、逆光に浮かぶ色彩と形が面白くて一枚。

色と影と背景のボケが美しくてまた一枚。

蜘蛛の巣を見つけました、木綿糸のような質感で下の方にたわんだ形が面白くて一枚。

ここでも30分程で引き揚げました。
ここのところ暖かい日が多く、今日などは暑いくらい、これでは紅葉が進むはずはありません。
もう一つ季節感が薄く、なかなか冬の予感がうかがえない今日この頃であります。
連続の「京都嵐山撮影会」、二日目は「雨」
京都嵐山、二日目(8日)は神戸のクラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の撮影会です。
朝方から聞こえていた雨音は止むことがなく、どうやら今日は「雨天」、とうとう私のジンクスの破れる日が来ました。
9時過ぎにホテルを出、雨傘をさしながらホテル前にある「平野神社」に入ります。
かなり大きな神社で、もちろん紅葉もそれなりにきれいのですが、目に入るのは何と「桜花」です、案内によれば「十月桜」とあ
り、たまたま間違って咲いたのではないようですが、この時期に「桜花」が見られるとは、それがまた小雨に濡れて生き生きとして
感動でした。

傘が嵩(かさ)?になり、カメラを濡らさないように保護しながらの撮影で、雨は厄介なのですが、ほこりや汚れを洗い流し、そのも
のが本来持っている色や質感をきれいに見せてくれます。
鮮やかな朱の鳥居、緑や紅葉の木の葉、濡れた歩道…、「雨日」でなければ見られないしっとりとした光景です。

少し歩くと、「北野天満宮」に着きました。
七五三に受験祈願の祈祷の受付です。
目を転じれば、雨日と云うのにすごい人出、昨日も書いた外国の観光客(爆客)で一杯です。

そんな片隅にこんな光景がありました、学問の神様の祀られる神社に収められた合格祈願の絵馬です。
この中で祈りの通じた人はどれくらいいるのでしょうか。

昼過ぎに神戸からの仲間と合流、やみそうにない雨に当初予定していた「お祭」の撮影は中止し、嵯峨野散策に切り替えました。
昨日と同じ場所ですが、雨が降り霧がかかるとまた雰囲気が変わります。

わずかに残る桜の木の紅葉に、雨にかすむ渡月橋です。

カラフルな雨傘と、霧に煙る背景の山…、いい雰囲気です。

昨日と同じ嵯峨野の竹林です。
雨にぬれレンズが曇り、それがかえってソフトフォーカスの役目を果たし、それなりの効果が出ました。

同じく嵯峨野の竹林、雨はまた違った効果をもたらせてくれます。

昨日と全く同じコースを飽きもせずよく歩いたものです。
それでも、季節や時間や天候は刻々変化し、同じ姿を見せることはありません、そんなその時々の変化を求め歩くのも実に楽しい
もので、何度同じ場所を訪ねても常に、新しいものを発見する「意思と眼」さえ持っていれば、決して退屈することはありません。
二日ともにそれなりに良い撮影会であったと思いますが、あえて言えばやはり「雨日」に軍配が上がります、ただザックもジャンバ
ーもビチャビチャで余り快適とは言えませんでしたが。
そのおかげでその後の「反省会」がまた良きオアシスになり盛り上がったことは言うまでもありません。
朝方から聞こえていた雨音は止むことがなく、どうやら今日は「雨天」、とうとう私のジンクスの破れる日が来ました。
9時過ぎにホテルを出、雨傘をさしながらホテル前にある「平野神社」に入ります。
かなり大きな神社で、もちろん紅葉もそれなりにきれいのですが、目に入るのは何と「桜花」です、案内によれば「十月桜」とあ
り、たまたま間違って咲いたのではないようですが、この時期に「桜花」が見られるとは、それがまた小雨に濡れて生き生きとして
感動でした。

傘が嵩(かさ)?になり、カメラを濡らさないように保護しながらの撮影で、雨は厄介なのですが、ほこりや汚れを洗い流し、そのも
のが本来持っている色や質感をきれいに見せてくれます。
鮮やかな朱の鳥居、緑や紅葉の木の葉、濡れた歩道…、「雨日」でなければ見られないしっとりとした光景です。

少し歩くと、「北野天満宮」に着きました。
七五三に受験祈願の祈祷の受付です。
目を転じれば、雨日と云うのにすごい人出、昨日も書いた外国の観光客(爆客)で一杯です。

そんな片隅にこんな光景がありました、学問の神様の祀られる神社に収められた合格祈願の絵馬です。
この中で祈りの通じた人はどれくらいいるのでしょうか。

昼過ぎに神戸からの仲間と合流、やみそうにない雨に当初予定していた「お祭」の撮影は中止し、嵯峨野散策に切り替えました。
昨日と同じ場所ですが、雨が降り霧がかかるとまた雰囲気が変わります。

わずかに残る桜の木の紅葉に、雨にかすむ渡月橋です。

カラフルな雨傘と、霧に煙る背景の山…、いい雰囲気です。

昨日と同じ嵯峨野の竹林です。
雨にぬれレンズが曇り、それがかえってソフトフォーカスの役目を果たし、それなりの効果が出ました。

同じく嵯峨野の竹林、雨はまた違った効果をもたらせてくれます。

昨日と全く同じコースを飽きもせずよく歩いたものです。
それでも、季節や時間や天候は刻々変化し、同じ姿を見せることはありません、そんなその時々の変化を求め歩くのも実に楽しい
もので、何度同じ場所を訪ねても常に、新しいものを発見する「意思と眼」さえ持っていれば、決して退屈することはありません。
二日ともにそれなりに良い撮影会であったと思いますが、あえて言えばやはり「雨日」に軍配が上がります、ただザックもジャンバ
ーもビチャビチャで余り快適とは言えませんでしたが。
そのおかげでその後の「反省会」がまた良きオアシスになり盛り上がったことは言うまでもありません。
二日連続の「京都嵐山」撮影会 一日目
11月7日は「たんば写真クラブ」の撮影会で、京都「嵐山から嵯峨野」近辺のスナップに行きましたが、翌8日は同じ京都嵐山で神
戸の写真クラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の撮影会と続き、何と二日続きの京都嵐山方面の撮影会となりました。
その撮影コースはほとんど同じ、違いはただ「天候」のみでありましたが、まずはその一段、たんば写真クラブの撮影会から。
丹波を10時過ぎに出発、最寄りの各駅から乗車した仲間は6名、昼食を大阪駅前で済ませ阪急電車に乗車、嵐山に着いたのは
2時過ぎ、曇りがちであった天気も少し陽が射し、今回も何とか「晴れ男」の面目躍如です。
まずは、渡月橋に至る少し前の橋からの定番の景色(翌日の小雨にかすむ景色との差を確認するため、よく記憶しておいて下さ
い)。

桂川から渡月橋を望む景色、まことに平穏そのものです。

ところが、渡月橋から嵯峨野に至る道程はまさに芋の子を洗うような人出、その3分の2、あるいは4分の3が外国の観光客、周り
の和風の風景とは裏腹に聞こえてくるのは外国語、自分の居場所さえ不安になり、日本語の会話が聞こえてホッとするような異空
間の居心地の悪さをなかなか抜け出すことが出来ません。
ようやくたどり着いた嵯峨野の竹林、少し暗くはありましたがその爽やかさにホッとします。

かと云って混雑が終わった訳ではありません、それでも見上げれば青竹、やはりここは日本の京都です。

散策しているうちに、たくさんの「ヒョウタン」を見つけました、「和…なごみ」の文字に心癒されます。

約3時間弱、嵐山から嵯峨野を散策して5時前に渡月橋に戻ってきました。
陽も傾き、オレンジの明かりが映えかけます。

明日の神戸のクラブの撮影会を控え、丹波の仲間と別れ、一人、嵐電「嵐山駅」に向かいますが、そこでまた興味ある光景に出会
います。
和風模様の電飾に彩られた嵐山駅、一度は仕舞いかけたカメラを取り出し再び盛んにシャッターを切ります。

これは「思わぬ拾い物」でした。

しばらく撮影後、嵐電「嵐山」から「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」で乗換、「北野白梅町駅」で下車、徒歩15分の本日の宿に到着、近
くの居酒屋で一杯と夕食で明日の撮影会のための英気を養います。
そして明日は!
戸の写真クラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の撮影会と続き、何と二日続きの京都嵐山方面の撮影会となりました。
その撮影コースはほとんど同じ、違いはただ「天候」のみでありましたが、まずはその一段、たんば写真クラブの撮影会から。
丹波を10時過ぎに出発、最寄りの各駅から乗車した仲間は6名、昼食を大阪駅前で済ませ阪急電車に乗車、嵐山に着いたのは
2時過ぎ、曇りがちであった天気も少し陽が射し、今回も何とか「晴れ男」の面目躍如です。
まずは、渡月橋に至る少し前の橋からの定番の景色(翌日の小雨にかすむ景色との差を確認するため、よく記憶しておいて下さ
い)。

桂川から渡月橋を望む景色、まことに平穏そのものです。

ところが、渡月橋から嵯峨野に至る道程はまさに芋の子を洗うような人出、その3分の2、あるいは4分の3が外国の観光客、周り
の和風の風景とは裏腹に聞こえてくるのは外国語、自分の居場所さえ不安になり、日本語の会話が聞こえてホッとするような異空
間の居心地の悪さをなかなか抜け出すことが出来ません。
ようやくたどり着いた嵯峨野の竹林、少し暗くはありましたがその爽やかさにホッとします。

かと云って混雑が終わった訳ではありません、それでも見上げれば青竹、やはりここは日本の京都です。

散策しているうちに、たくさんの「ヒョウタン」を見つけました、「和…なごみ」の文字に心癒されます。

約3時間弱、嵐山から嵯峨野を散策して5時前に渡月橋に戻ってきました。
陽も傾き、オレンジの明かりが映えかけます。

明日の神戸のクラブの撮影会を控え、丹波の仲間と別れ、一人、嵐電「嵐山駅」に向かいますが、そこでまた興味ある光景に出会
います。
和風模様の電飾に彩られた嵐山駅、一度は仕舞いかけたカメラを取り出し再び盛んにシャッターを切ります。

これは「思わぬ拾い物」でした。

しばらく撮影後、嵐電「嵐山」から「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」で乗換、「北野白梅町駅」で下車、徒歩15分の本日の宿に到着、近
くの居酒屋で一杯と夕食で明日の撮影会のための英気を養います。
そして明日は!
少し早い紅葉の「高源寺」を訪ねる
2泊3日の撮影旅行の後、写真クラブの例会や写真展の準備会等が続きなかなか気持ちに余裕が持てなかったのですが、一段落
つき少し落ち着きました。
今朝の丹波市は名物の深い朝霧にすっぽりと覆われ、霧が晴れれば超快晴になること間違いなしです。
そこで昨日「山開き」が行われた青垣町の「高源寺」をのぞいてみることにしました。
9時過ぎ、深い霧の中走ること15分、その頃には霧も上がりはじめ、真っ青な空が顔を覗かせ始めます。
寺の前の駐車場には、土産物屋が並び、すでに観光シーズンに入ったようで、300円也の入場料を払い三脚を担いで山門をくぐ
ります。
まだ少し早いようですが、木によればかなり紅葉が進んでいるのもあります、またよく観察すれば、葉先が枯れチリチリになってい
る木もありますが、アップで迫るのでなければ写真には十分です。

朝の斜光線効果を生かせば木や岩も立体的に浮かび上がり、まるで「生き物」のようです。

逆光に浮かぶ落ち葉が鮮やかです。

大体が何時ものパターンで変わり映えしませんが、今回は「影」を強調してみます。

同じく長く伸びた「影」…。

境内の木はかなり色づいていました。
隙間からもれる太陽光を配して…。

何気ない風景も、「光と影」を上手く扱うと、「生きた」光景となります。

本堂から見下ろす石段、これも光と影のおかげで立体感が増します。

約1時間、11時になり撮影終了。
その頃になると、観光バスの客がぞろぞろと入ってきます、太陽の位置も高くなります、やはり撮影チャンスはこの辺が限度です。
これからどんどん紅葉が進み、見ごろを迎えます、今年もまた「高山寺」「円通寺」と合わせて紅葉情報をお知らせしますのでご期
待ください。
つき少し落ち着きました。
今朝の丹波市は名物の深い朝霧にすっぽりと覆われ、霧が晴れれば超快晴になること間違いなしです。
そこで昨日「山開き」が行われた青垣町の「高源寺」をのぞいてみることにしました。
9時過ぎ、深い霧の中走ること15分、その頃には霧も上がりはじめ、真っ青な空が顔を覗かせ始めます。
寺の前の駐車場には、土産物屋が並び、すでに観光シーズンに入ったようで、300円也の入場料を払い三脚を担いで山門をくぐ
ります。
まだ少し早いようですが、木によればかなり紅葉が進んでいるのもあります、またよく観察すれば、葉先が枯れチリチリになってい
る木もありますが、アップで迫るのでなければ写真には十分です。

朝の斜光線効果を生かせば木や岩も立体的に浮かび上がり、まるで「生き物」のようです。

逆光に浮かぶ落ち葉が鮮やかです。

大体が何時ものパターンで変わり映えしませんが、今回は「影」を強調してみます。

同じく長く伸びた「影」…。

境内の木はかなり色づいていました。
隙間からもれる太陽光を配して…。

何気ない風景も、「光と影」を上手く扱うと、「生きた」光景となります。

本堂から見下ろす石段、これも光と影のおかげで立体感が増します。

約1時間、11時になり撮影終了。
その頃になると、観光バスの客がぞろぞろと入ってきます、太陽の位置も高くなります、やはり撮影チャンスはこの辺が限度です。
これからどんどん紅葉が進み、見ごろを迎えます、今年もまた「高山寺」「円通寺」と合わせて紅葉情報をお知らせしますのでご期
待ください。
十日町棚田~地獄谷野猿公苑の旅③
27日、2泊3日撮影旅行の最終日、この日も快晴です。
前日は早起きしたのでこの日は少しゆっくりの7時起床で、朝食を済ませ8時に宿を出発。
予定では「野猿公苑」を再び訪ねることになっていたのですが、お猿さんは十分堪能した、と云うので計画変更し、少し時期が遅す
ぎるとは思われましたが、「志賀高原」へと向かいます。
高原登坂道の下部辺ではまだ幾分紅葉が見られたものの、高度を上げるにつけ色彩が失われ、木々の幹だけの寂しい風景とな
ります。
それでも「蓮池」では、ハスの葉と茎に落ち葉が絡まり、白樺の幹や青空を映して何とも素晴らしい光景を見せてくれました。

同じく「蓮池」の水面です、色彩の鮮やかさが目を惹きます。

さらに少し走り、「木戸池」に着きました。
まさに「絵に描いたような」風景が広がります。

その後「平床大噴泉」まで登りましたがこの辺が限界、少し名残を惜しみながら下山します。
その車窓からの一枚、わずかに残ったカラマツの紅葉と白樺の幹が印象的でした。

そして最後に立ち寄ったのが「妙高高原」の「いもり池」。
平日と云うのに池畔は人で一杯です。
ハスの池を前景に妙高山を望みます。

角度を変えるとまた違った印象に。
光を反射したハスの葉と白い雲と青い空がポイントです。

水面に浮かんだ落ち葉にカラマツの葉が絡み、また楽しい世界を演出してくれていました。

そしていよいよラスト。
この写真を撮ったあと昼食を済ませ、午後1時に妙高高原を出発、帰路につきます。

かなり強行軍でした、マイクロバスの運転手さんもかなりきつかったかと思いますが、「さすがプロ」を思わせる安全運転で無事旅
を終えることが出来ました、ありがとうございます。
そしてもう一つ付け加えるならば、今回の2泊3日の旅は連日の快晴、またしても「晴れ男」の面目躍如、もちろん参加された方の
日頃の精進のせいもあるかとは思いますが…。
この成果は如何でしょうか、今後いろんなところで発揮されることは間違いなし、大いに期待したいところです。、
前日は早起きしたのでこの日は少しゆっくりの7時起床で、朝食を済ませ8時に宿を出発。
予定では「野猿公苑」を再び訪ねることになっていたのですが、お猿さんは十分堪能した、と云うので計画変更し、少し時期が遅す
ぎるとは思われましたが、「志賀高原」へと向かいます。
高原登坂道の下部辺ではまだ幾分紅葉が見られたものの、高度を上げるにつけ色彩が失われ、木々の幹だけの寂しい風景とな
ります。
それでも「蓮池」では、ハスの葉と茎に落ち葉が絡まり、白樺の幹や青空を映して何とも素晴らしい光景を見せてくれました。

同じく「蓮池」の水面です、色彩の鮮やかさが目を惹きます。

さらに少し走り、「木戸池」に着きました。
まさに「絵に描いたような」風景が広がります。

その後「平床大噴泉」まで登りましたがこの辺が限界、少し名残を惜しみながら下山します。
その車窓からの一枚、わずかに残ったカラマツの紅葉と白樺の幹が印象的でした。

そして最後に立ち寄ったのが「妙高高原」の「いもり池」。
平日と云うのに池畔は人で一杯です。
ハスの池を前景に妙高山を望みます。

角度を変えるとまた違った印象に。
光を反射したハスの葉と白い雲と青い空がポイントです。

水面に浮かんだ落ち葉にカラマツの葉が絡み、また楽しい世界を演出してくれていました。

そしていよいよラスト。
この写真を撮ったあと昼食を済ませ、午後1時に妙高高原を出発、帰路につきます。

かなり強行軍でした、マイクロバスの運転手さんもかなりきつかったかと思いますが、「さすがプロ」を思わせる安全運転で無事旅
を終えることが出来ました、ありがとうございます。
そしてもう一つ付け加えるならば、今回の2泊3日の旅は連日の快晴、またしても「晴れ男」の面目躍如、もちろん参加された方の
日頃の精進のせいもあるかとは思いますが…。
この成果は如何でしょうか、今後いろんなところで発揮されることは間違いなし、大いに期待したいところです。、