西日の大阪街角スナップ
29日午前は、お預かりしていたデーターからプリントした、丹波市氷上町「愛宕祭り写真コンテスト」の入賞作品の飾りつけに行き
午後からは大阪で用があり、その後梅田近辺で「ついでスナップ」をしました。
スナップ開始時間は午後4時過ぎ、陽が傾きはじめた街角は絶好の条件です。
JR大阪駅を出て見渡しても何の目当てもありません、ただビル街は太陽光が遮られ日陰になるので、ただただその合間からもれ
る太陽光を求めて東の方へ歩きます。
たまたま見つけた居酒屋はまだ少し時間は早いのですがすでに開店していました。
見えるものは「日除けのよしず」、「でっかく書かれた黒地に白文字の肴や酒や焼酎のメニュー」、「赤提灯」は勿論のこと、「探偵社
のビラや駐車場の案内版や監視カメラ設置の看板」…等、それから「何を読み取るのか」は特に説明はしません、「ここにどんな人
がいるのか、どんな暮らしがあるのか…」、この写真の情報から色々物語を想像してみて下さい。
「全てを語らない」「与えられた情報から色々想像させる…」、それが写真の面白さの一つでもあると思うからです。

このお店の裏側に回ると子猫がいました。
その前にもたくさんの猫がいるところを見ると、どうやらこのお店から食事をもらっているようです。
カウンターで飲酒中のお客さん、その出口でひたすら待ち続ける子猫、何ともほほえましい光景で、高級レストランでは決してお目
にかかれません。

歩いていると色んな看板や落書きに出会います。
時には「芸術的な」物も?

大阪の街中にもこんな古びた建物もあります。
少しわかりにくいと思いますが、背景の病院と思われる白いビルの窓に見える白衣の後ろ姿…、それもこの写真のポイントです。

ガード下に通りかかると、強烈な西日が照らしていました。
通行人はまぶしさに顔をしかめています、光と影の競演、うまく扱うと印象的な作品つくりが出来ます。

ガード下を反対側に回りました。
今度は逆光で、人の形や影がシルエット気味にくっきりと浮かびます。

逆光は、影の形も面白く、アップにすると髪の毛などのラインライトがきれいに表現できます。

また別のガード下へ行きました。
暗い背景にポツンと浮かび上がる人物、長く伸びる影も大きなポイントになります。

日陰になるビル街を、ただただ光が差す街角を求めむやみやたらに歩きました、よってどの道をどう歩いたのかは不明です。
それでも何となく見覚えのある街だなと思い確認してみると、「中崎町」でした。

たどった道は、どうやら茶屋町から中崎町、最後は天満近辺のよう、ただただ光を求めて彷徨った数時間でした。
それでも結構収穫があったようです、街角スナップはやはり夕方4時以降、太陽が傾き、斜光線が街を照らす時間帯が最高で
す、光の具合によって、今まで何でもなかった光景が突如強烈な印象を与える光景に変化します。
狙うなら夕方、試してみて下さい。
午後からは大阪で用があり、その後梅田近辺で「ついでスナップ」をしました。
スナップ開始時間は午後4時過ぎ、陽が傾きはじめた街角は絶好の条件です。
JR大阪駅を出て見渡しても何の目当てもありません、ただビル街は太陽光が遮られ日陰になるので、ただただその合間からもれ
る太陽光を求めて東の方へ歩きます。
たまたま見つけた居酒屋はまだ少し時間は早いのですがすでに開店していました。
見えるものは「日除けのよしず」、「でっかく書かれた黒地に白文字の肴や酒や焼酎のメニュー」、「赤提灯」は勿論のこと、「探偵社
のビラや駐車場の案内版や監視カメラ設置の看板」…等、それから「何を読み取るのか」は特に説明はしません、「ここにどんな人
がいるのか、どんな暮らしがあるのか…」、この写真の情報から色々物語を想像してみて下さい。
「全てを語らない」「与えられた情報から色々想像させる…」、それが写真の面白さの一つでもあると思うからです。

このお店の裏側に回ると子猫がいました。
その前にもたくさんの猫がいるところを見ると、どうやらこのお店から食事をもらっているようです。
カウンターで飲酒中のお客さん、その出口でひたすら待ち続ける子猫、何ともほほえましい光景で、高級レストランでは決してお目
にかかれません。

歩いていると色んな看板や落書きに出会います。
時には「芸術的な」物も?

大阪の街中にもこんな古びた建物もあります。
少しわかりにくいと思いますが、背景の病院と思われる白いビルの窓に見える白衣の後ろ姿…、それもこの写真のポイントです。

ガード下に通りかかると、強烈な西日が照らしていました。
通行人はまぶしさに顔をしかめています、光と影の競演、うまく扱うと印象的な作品つくりが出来ます。

ガード下を反対側に回りました。
今度は逆光で、人の形や影がシルエット気味にくっきりと浮かびます。

逆光は、影の形も面白く、アップにすると髪の毛などのラインライトがきれいに表現できます。

また別のガード下へ行きました。
暗い背景にポツンと浮かび上がる人物、長く伸びる影も大きなポイントになります。

日陰になるビル街を、ただただ光が差す街角を求めむやみやたらに歩きました、よってどの道をどう歩いたのかは不明です。
それでも何となく見覚えのある街だなと思い確認してみると、「中崎町」でした。

たどった道は、どうやら茶屋町から中崎町、最後は天満近辺のよう、ただただ光を求めて彷徨った数時間でした。
それでも結構収穫があったようです、街角スナップはやはり夕方4時以降、太陽が傾き、斜光線が街を照らす時間帯が最高で
す、光の具合によって、今まで何でもなかった光景が突如強烈な印象を与える光景に変化します。
狙うなら夕方、試してみて下さい。
おだやかな秋の日、リンドウも咲きました
先週世間はシルバーウイークで大騒ぎでしたが、私たちには余り関わりはありません、それでも写真クラブの撮影会や例会で、何
とも慌ただしい一週間でありました。
その締めくくりが27日の”ぐるっぺ「ヒロ」”の例会でしたが、その席に四十数年前の仕事仲間が訪ねてくれました、ほんとにうれし
い限りで、出来れば一緒に写真を楽しみたいものです…、「聞いてるかい?」
そんな日を過ごし今日は少し余裕のある心地よい秋日和の一日です。
田舎にいると、色や音や匂いなど五感を通じて季節の移り変わりを徐々に徐々に感じ取ることが出来ます、「昨日在ったものが今
日無くなった」程の急激な変化でなく、知らず知らずのうちに変化し、気がつけばいつの間にか入れ替わっている…と云うような、
穏やかで心地よいものです。
我が家の雑草の庭では「シュウメイギク」が青空を背景に風に揺らめいていました。
この花、群生していると迫力があるのですが、花自体は白の一重の花びらで、取り立ててきれいという花でもありません。

それでも太陽光に透かして見上げると、花びらも肉厚がありその質感はなかなかのものです。
たまたま花びらについていた何かの虫のシルエットもポイントになりました。

光の加減で花に陰影が出来ました。
何となく「雄叫び」をあげているようにも見えます。

私の大好きな花「リンドウ」も花を咲かせました。
昨年も同じことを書いたと思います、この花はその昔、大江山から曳いてきた野生そのままのリンドウです。
もう20年にもなると思いますが絶えることなく毎年必ずどこかで花を咲かせ楽しませてくれます。

まともに手入れをしていないので、虫食いか病気か、白い斑点が見えますが、爽やかさは消えません。

「ホオズキ」が真っ赤に色づきました。

これは多分「ムラサキシキブ」かと思います、別に植えたわけでなく、どこからか種が飛んできて芽を出したものと思われます。
風に飛ぶ種子に「国境は…」ありません。

何となくおいしそうな果物に見えますが、これは「マユミ」の実です。
真っ青な実が八月末頃から徐々に徐々に色づき、やがて真っ赤になり、そしてザクロやアケビのようにはじけます。
生命力の強い木ですから放っとけばいつか「マユミ屋敷」になります。

毎年繰り返される自然の営み、この歳になるまで毎年のように見ていながら飽きることなく、また今年も新鮮な気持ちで見守ってい
ます、この感覚は一体何なんでしょうか、不思議です。
とも慌ただしい一週間でありました。
その締めくくりが27日の”ぐるっぺ「ヒロ」”の例会でしたが、その席に四十数年前の仕事仲間が訪ねてくれました、ほんとにうれし
い限りで、出来れば一緒に写真を楽しみたいものです…、「聞いてるかい?」
そんな日を過ごし今日は少し余裕のある心地よい秋日和の一日です。
田舎にいると、色や音や匂いなど五感を通じて季節の移り変わりを徐々に徐々に感じ取ることが出来ます、「昨日在ったものが今
日無くなった」程の急激な変化でなく、知らず知らずのうちに変化し、気がつけばいつの間にか入れ替わっている…と云うような、
穏やかで心地よいものです。
我が家の雑草の庭では「シュウメイギク」が青空を背景に風に揺らめいていました。
この花、群生していると迫力があるのですが、花自体は白の一重の花びらで、取り立ててきれいという花でもありません。

それでも太陽光に透かして見上げると、花びらも肉厚がありその質感はなかなかのものです。
たまたま花びらについていた何かの虫のシルエットもポイントになりました。

光の加減で花に陰影が出来ました。
何となく「雄叫び」をあげているようにも見えます。

私の大好きな花「リンドウ」も花を咲かせました。
昨年も同じことを書いたと思います、この花はその昔、大江山から曳いてきた野生そのままのリンドウです。
もう20年にもなると思いますが絶えることなく毎年必ずどこかで花を咲かせ楽しませてくれます。

まともに手入れをしていないので、虫食いか病気か、白い斑点が見えますが、爽やかさは消えません。

「ホオズキ」が真っ赤に色づきました。

これは多分「ムラサキシキブ」かと思います、別に植えたわけでなく、どこからか種が飛んできて芽を出したものと思われます。
風に飛ぶ種子に「国境は…」ありません。

何となくおいしそうな果物に見えますが、これは「マユミ」の実です。
真っ青な実が八月末頃から徐々に徐々に色づき、やがて真っ赤になり、そしてザクロやアケビのようにはじけます。
生命力の強い木ですから放っとけばいつか「マユミ屋敷」になります。

毎年繰り返される自然の営み、この歳になるまで毎年のように見ていながら飽きることなく、また今年も新鮮な気持ちで見守ってい
ます、この感覚は一体何なんでしょうか、不思議です。
彼岸花が満開です…
今日(23日)は「秋分の日」、秋の彼岸の中日です。
「暑さ寒さは彼岸まで」とはよく言ったもので、朝夕はめっきり涼しく、時には寒さを感じる程ほどになりました…、と云いたいところで
すが、必ずしもそうでなく、皮下脂肪の少ない私などは長袖にジャンバーを羽織っていても寒く感じているのに、半袖で「暑い!暑
い!」とのたまうお方もおられます、よって一概に「涼しい」とも云い切れないようです。それでも少なくともあの強烈な猛暑日がぶり
返すことはまずないと云えます。
そして約束に違えず「彼岸」に「彼岸花」が咲き誇っています。
ことに今年は当たり年なのか特に花の数が多く、あちこちで大群生が見られます。
近くの川土手へ行くと、鮮やかな彼岸花の群生が延々と続いてました。

ただそれだけでは少し当たり前過ぎ、あまり面白くありません。
そこで、日暮れでまだ青空が残る頃に、ストロボを使い撮影してみました。
空に露出を合わせ、ストロボ光量を-1.5補正、シャッタースピード1秒…、結果、青空も三日月も残り、一旦ストロボで止められた
花がさらに動き、少し異様な光景になりました。

全て三脚なしの手持ち撮影です~、時には大きくブレます、それも結構面白い効果となります。

縦位置で一枚、奥へ行くほど徐々に光が届かずフェードアウト、これもストロボ効果です。

小さな溝がありました、手前と溝を挟んだ花の対比、さらにまだ明るさの残る空…、少しは雰囲気が伝わるでしょうか。

角度を変えるとこんな感じになります。

少しアップで下から煽ってみました、少し赤く焼けた雲が見えます。

鮮やかな赤い花は太陽光下で見ると大変きれいなのですが、そのままでは平凡でなかなかとらえ切れません。
彼岸花の異様さを表現するには、夕方、ストロボを使用することで結構面白い表現が可能になります、色々試してみて下さい。
ただ後で気が付いたのですが、この撮影の際、深い草むらに入り込み、すれすれまで顔を擦りつけたりしゃがんだりして、よくマム
シ等に出くわさなかったものです、撮影最中は集中して一生けんめいになっているので、あまり意識していなかったのですが、「あ
あ!怖い怖い!」、気をつけなきゃ…。
「暑さ寒さは彼岸まで」とはよく言ったもので、朝夕はめっきり涼しく、時には寒さを感じる程ほどになりました…、と云いたいところで
すが、必ずしもそうでなく、皮下脂肪の少ない私などは長袖にジャンバーを羽織っていても寒く感じているのに、半袖で「暑い!暑
い!」とのたまうお方もおられます、よって一概に「涼しい」とも云い切れないようです。それでも少なくともあの強烈な猛暑日がぶり
返すことはまずないと云えます。
そして約束に違えず「彼岸」に「彼岸花」が咲き誇っています。
ことに今年は当たり年なのか特に花の数が多く、あちこちで大群生が見られます。
近くの川土手へ行くと、鮮やかな彼岸花の群生が延々と続いてました。

ただそれだけでは少し当たり前過ぎ、あまり面白くありません。
そこで、日暮れでまだ青空が残る頃に、ストロボを使い撮影してみました。
空に露出を合わせ、ストロボ光量を-1.5補正、シャッタースピード1秒…、結果、青空も三日月も残り、一旦ストロボで止められた
花がさらに動き、少し異様な光景になりました。

全て三脚なしの手持ち撮影です~、時には大きくブレます、それも結構面白い効果となります。

縦位置で一枚、奥へ行くほど徐々に光が届かずフェードアウト、これもストロボ効果です。

小さな溝がありました、手前と溝を挟んだ花の対比、さらにまだ明るさの残る空…、少しは雰囲気が伝わるでしょうか。

角度を変えるとこんな感じになります。

少しアップで下から煽ってみました、少し赤く焼けた雲が見えます。

鮮やかな赤い花は太陽光下で見ると大変きれいなのですが、そのままでは平凡でなかなかとらえ切れません。
彼岸花の異様さを表現するには、夕方、ストロボを使用することで結構面白い表現が可能になります、色々試してみて下さい。
ただ後で気が付いたのですが、この撮影の際、深い草むらに入り込み、すれすれまで顔を擦りつけたりしゃがんだりして、よくマム
シ等に出くわさなかったものです、撮影最中は集中して一生けんめいになっているので、あまり意識していなかったのですが、「あ
あ!怖い怖い!」、気をつけなきゃ…。
新温泉町「千谷の麒麟獅子舞」に行く
19日は神戸の写真グループ”ぐっぺ「ヒロ」”で、美方郡新温泉町千谷の「麒麟獅子舞」の撮影に行ってきました。
神戸発8時、青垣道の駅と八鹿道の駅で合流し12名の参加を得て昼前に「千谷」へ到着。
鳥取県境に近い農村で行われる獅子舞、舞の現場以外は人出も余りなく、村はずれでは祭り提灯が下がり、幟、日の丸がはため
きどかな秋の日を演出しています。

「無病息災、五穀豊穣」を祈願して舞われる麒麟獅子舞、この獅子は「麒麟」の名の通り、架空の獣がモチーフになっているため通
常の獅子よりも面長で色は金色、下駄の歯のような獅子頭に慣れた目にはかなり異様に見えますが、鳥取県をまたぐ山陰地方で
何か所か舞われているようで伝統ある獅子舞のようです。

「猩々」、これも架空の獣で「大酒飲み」の象徴のように言われます。
この「猩々」もかなりお酒がまわっているようで、奇声を発しながら足元をふらつかせ歩き回っています。
獅子舞が回る道順の水先案内の役があるようです。

緑豊かでのどかな集落内を一軒一軒回り、軒先で舞い、そして必ず家の中に入りお酒などのもてなしを受けます。

金色の獅子に真っ赤な衣装、背景に青空…、何とも平和でのどかな風景です。

獅子がこんなポーズでサービスしてくれました。
素朴な田舎の祭りであるがゆえのショットです。

さらに、舞を受ける家では縁側にビールやおつまみを用意して待ち構えています。
そのご相伴にあずかるのは祭り関係者だけではありません、我々カメラマンも対象で有難く頂きました。
ただちょっと遠慮しました、もう少しビールを飲みたかった…な。

昼前から3時前まで撮影、その後「別宮の棚田」を回りました。
刈入れはまだで、伸び始めたススキの穂を背景に黄色のじゅうたんが広がっていましたが、休耕田も多く少しスケールが小さくなっ
たようです。

あまり目にひくものはないのですが、畦に咲く「ウド」の花です。

今回は天気予報は「晴れ」、それでも向かう途中小雨が降り、いよいよ「晴れ男ジンクス」も崩れるか、と心配したのですが、最後は
青空。
「晴れ男伝説」は続きます。
神戸発8時、青垣道の駅と八鹿道の駅で合流し12名の参加を得て昼前に「千谷」へ到着。
鳥取県境に近い農村で行われる獅子舞、舞の現場以外は人出も余りなく、村はずれでは祭り提灯が下がり、幟、日の丸がはため
きどかな秋の日を演出しています。

「無病息災、五穀豊穣」を祈願して舞われる麒麟獅子舞、この獅子は「麒麟」の名の通り、架空の獣がモチーフになっているため通
常の獅子よりも面長で色は金色、下駄の歯のような獅子頭に慣れた目にはかなり異様に見えますが、鳥取県をまたぐ山陰地方で
何か所か舞われているようで伝統ある獅子舞のようです。

「猩々」、これも架空の獣で「大酒飲み」の象徴のように言われます。
この「猩々」もかなりお酒がまわっているようで、奇声を発しながら足元をふらつかせ歩き回っています。
獅子舞が回る道順の水先案内の役があるようです。

緑豊かでのどかな集落内を一軒一軒回り、軒先で舞い、そして必ず家の中に入りお酒などのもてなしを受けます。

金色の獅子に真っ赤な衣装、背景に青空…、何とも平和でのどかな風景です。

獅子がこんなポーズでサービスしてくれました。
素朴な田舎の祭りであるがゆえのショットです。

さらに、舞を受ける家では縁側にビールやおつまみを用意して待ち構えています。
そのご相伴にあずかるのは祭り関係者だけではありません、我々カメラマンも対象で有難く頂きました。
ただちょっと遠慮しました、もう少しビールを飲みたかった…な。

昼前から3時前まで撮影、その後「別宮の棚田」を回りました。
刈入れはまだで、伸び始めたススキの穂を背景に黄色のじゅうたんが広がっていましたが、休耕田も多く少しスケールが小さくなっ
たようです。

あまり目にひくものはないのですが、畦に咲く「ウド」の花です。

今回は天気予報は「晴れ」、それでも向かう途中小雨が降り、いよいよ「晴れ男ジンクス」も崩れるか、と心配したのですが、最後は
青空。
「晴れ男伝説」は続きます。
貴重な秋の一日を…
15日は、ある知人の紹介で、篠山市で古美術を収集されているという方のお宅に伺い、仏像をはじめ貴重な古美術品の写真を撮
らせていただくということになり、篠山城のお堀端にあるお家をお訪ねしました。
玄関を入ったとたんに100年も以前にタイムスリップしたような空間に圧倒されます。
家一軒新築してもおつりがくる程の価値があるという仏像の他、色々貴重な美術品を撮らせていただきましたが、かなりの数の品
々なので、一度や二度では済みそうもなく今後何度か足を運ぶことになりそうです。
また、あくまで「記録として残しておきたいため」というご主人の意向を酌んだ撮影で、公開の了承を得ていませんので今回はお見
せすることは控えさせていただきます。
ただ、磨かれた廊下と手入れたお庭の様子を一枚お見せします。

午後の予定もあったので昼前にお暇したのですが、何とお土産に、「つきたての新米」と「栗」を頂きました、ありがたいことです。
帰り道、稲の収穫作業があちこちで行われていますが、すでに刈り取られた田でこんな光景がたくさん見られました。

まるでたくさんの人が佇んでいるように見えます。

「無事刈入れも終わった…」、平和でのどかな風景です。
ただ、こんな当たり前の風景を見させないまま秋を終わらせてしまう、「天変地異」の脅威があります。
それが今回の「関東・東北豪雨」でした、何とも悲惨です。

こんなのどかな光景をじっくり撮りたかったのですが、午後の予定に急かされて引き揚げます。
昼食後、丹波市氷上町の「愛宕まつり」の写真コンテストの審査に行きました。
応募数が少なく手間はかからなかったのですが、その後しばらく写真談義に花が咲きました。
帰り道、近くの川の堤防を周ってみると、ヒガンバナがかなり咲いていました。

鮮やかな赤い花、見た目はきれいですがなかなか写真にするには難しい花です。
青空、夕空…、要は背景処理次第、下からノーファインダーであおってみました。

田圃の稲刈りも徐々に進み、刈り残されている田は少なくなりました。
田の畦にはヒガンバナが咲き、庭の「シュウメイギク」も白い花をつけ、「ムラサキシキブ」も色づき、そして「マユミ」の実が見る日ご
とに赤みを増してきています。
有難いことに田舎にいると、そんな自然の変化が一日一日実感することが出来ます、昨日と今日の違いが目に見えます。
そうして徐々に徐々に季節は移ろい行きます、それとともに人の命も時を重ねて行きます。
これからの一日一日がまさに貴重な時間です、一時間、一分、一秒を無駄にしないように、大切に大切に過ごさねば…。
らせていただくということになり、篠山城のお堀端にあるお家をお訪ねしました。
玄関を入ったとたんに100年も以前にタイムスリップしたような空間に圧倒されます。
家一軒新築してもおつりがくる程の価値があるという仏像の他、色々貴重な美術品を撮らせていただきましたが、かなりの数の品
々なので、一度や二度では済みそうもなく今後何度か足を運ぶことになりそうです。
また、あくまで「記録として残しておきたいため」というご主人の意向を酌んだ撮影で、公開の了承を得ていませんので今回はお見
せすることは控えさせていただきます。
ただ、磨かれた廊下と手入れたお庭の様子を一枚お見せします。

午後の予定もあったので昼前にお暇したのですが、何とお土産に、「つきたての新米」と「栗」を頂きました、ありがたいことです。
帰り道、稲の収穫作業があちこちで行われていますが、すでに刈り取られた田でこんな光景がたくさん見られました。

まるでたくさんの人が佇んでいるように見えます。

「無事刈入れも終わった…」、平和でのどかな風景です。
ただ、こんな当たり前の風景を見させないまま秋を終わらせてしまう、「天変地異」の脅威があります。
それが今回の「関東・東北豪雨」でした、何とも悲惨です。

こんなのどかな光景をじっくり撮りたかったのですが、午後の予定に急かされて引き揚げます。
昼食後、丹波市氷上町の「愛宕まつり」の写真コンテストの審査に行きました。
応募数が少なく手間はかからなかったのですが、その後しばらく写真談義に花が咲きました。
帰り道、近くの川の堤防を周ってみると、ヒガンバナがかなり咲いていました。

鮮やかな赤い花、見た目はきれいですがなかなか写真にするには難しい花です。
青空、夕空…、要は背景処理次第、下からノーファインダーであおってみました。

田圃の稲刈りも徐々に進み、刈り残されている田は少なくなりました。
田の畦にはヒガンバナが咲き、庭の「シュウメイギク」も白い花をつけ、「ムラサキシキブ」も色づき、そして「マユミ」の実が見る日ご
とに赤みを増してきています。
有難いことに田舎にいると、そんな自然の変化が一日一日実感することが出来ます、昨日と今日の違いが目に見えます。
そうして徐々に徐々に季節は移ろい行きます、それとともに人の命も時を重ねて行きます。
これからの一日一日がまさに貴重な時間です、一時間、一分、一秒を無駄にしないように、大切に大切に過ごさねば…。
たんば写真クラブから、大阪「こいや祭りに行く
13日は”たんば写真クラブ”の撮影会に大阪で開催される「こいや祭り」に行ってきました。
「こいや祭り」とは、大阪城公園周辺を会場に、「よさこい」等踊りを主に繰り広げられる学生たちが主催する大規模な祭りで、大阪
城公園や天守閣前広場、西梅田など、何か所かに分かれて開催されています。
福知山線の各駅から乗り合わせた10名の参加者が、昼前に「JR大阪城公園駅」に到着、その瞬間目にする光景は、駅前からお
城までの広い会場は、色とりどり、奇抜な衣装に身を包んだ参加グループの若者たちであふれ音と熱気がムンムン、圧倒されま
す。
メイン会場の「太陽の広場」では、あちこちに屋台が並び、演技用のステージの他、たくさんの参加グループがそれぞれの場所でリ
ハーサルを行い気勢をあげています。
そんな一つのグループのステージでの踊りです。

出番待ちでリハーサル中のグループ。

これもリハーサル風景、砂埃が上がります。

青空のもと応援旗がはためきます。

勢いよくメンバーの登場です、これから強烈な演技が始まります。

天守閣前広場でも演技が行われていました。
出番を待つちびっこのグループです。

あらゆる場所で踊りを見ることが出来ます。

3時まで撮影、以後「西梅田」に移動、ここでも若いエネルギーが爆発していました。

以後1時間ばかり大阪駅周辺をスナップ。
おなじみの駅前交差点です、いつもながらひしめく人人人…、その人並みの多さは驚きです。

そして5時過ぎ、へとへとになった体にエネルギーを与えるため、残った数人と居酒屋で軽く一杯…、生き返りました。
そしてもう一つ報告、それは昨日までは「曇りのち雨」の天気予報、それが何と「青空の広がる秋晴れ」の天気に変身、またもや私
の「晴れ男」のジンクスは生きていました、ここまでくるともはや伝説?です??
「こいや祭り」とは、大阪城公園周辺を会場に、「よさこい」等踊りを主に繰り広げられる学生たちが主催する大規模な祭りで、大阪
城公園や天守閣前広場、西梅田など、何か所かに分かれて開催されています。
福知山線の各駅から乗り合わせた10名の参加者が、昼前に「JR大阪城公園駅」に到着、その瞬間目にする光景は、駅前からお
城までの広い会場は、色とりどり、奇抜な衣装に身を包んだ参加グループの若者たちであふれ音と熱気がムンムン、圧倒されま
す。
メイン会場の「太陽の広場」では、あちこちに屋台が並び、演技用のステージの他、たくさんの参加グループがそれぞれの場所でリ
ハーサルを行い気勢をあげています。
そんな一つのグループのステージでの踊りです。

出番待ちでリハーサル中のグループ。

これもリハーサル風景、砂埃が上がります。

青空のもと応援旗がはためきます。

勢いよくメンバーの登場です、これから強烈な演技が始まります。

天守閣前広場でも演技が行われていました。
出番を待つちびっこのグループです。

あらゆる場所で踊りを見ることが出来ます。

3時まで撮影、以後「西梅田」に移動、ここでも若いエネルギーが爆発していました。

以後1時間ばかり大阪駅周辺をスナップ。
おなじみの駅前交差点です、いつもながらひしめく人人人…、その人並みの多さは驚きです。

そして5時過ぎ、へとへとになった体にエネルギーを与えるため、残った数人と居酒屋で軽く一杯…、生き返りました。
そしてもう一つ報告、それは昨日までは「曇りのち雨」の天気予報、それが何と「青空の広がる秋晴れ」の天気に変身、またもや私
の「晴れ男」のジンクスは生きていました、ここまでくるともはや伝説?です??
「ヒガンバナ」と「つゆ草」と…
台風18号は、当地方には大した被害をもたらすことなく通り過ぎましたが、関東方面では強烈な被害を残したようです。
次から次へと打ち続く自然の驚異、ますますエスカレートしているようで、何時か治まる日が来るのでしょうか、心配です。
そんな影響もあり朝方は曇りがちでしたが、カメラを持って少し近所を見回って来ました。
風の影響なのか大雨の影響なのか、採り入れの済んでいない田圃で、真ん中の稲穂だけが倒れている不思議な光景を見まし
た。

一方、すでに刈入れを済ませ、涼しい顔で佇んでいる田圃もありました。
稲刈機が動き乱れた手前の曲線と、後方にきれいに並んだ切り株の対比が狙いです。

少し早い「ヒガンバナ」、田圃の畔にそろそろ芽を出し花を膨らませ始めています。
シーズンにはいやというほど目にする花ですが、今の時期に見ると何となく貴重に感じ、得したような気分になります。

丹波市清住の「達身寺」まで足を延ばし、こんな花を見つけました。
一見「百合の花」かと見まごうところですが、ヒガンバナの横にあり、地面から葉っぱのないままニョキッと伸びた茎の先に咲いた花
の様はどうやら「白ヒガンバナ」のようです。
派手派手しい「赤ヒガンバナ」と違い、何となく清楚で品?があります。

10月過ぎから始まる「清住コスモス祭」のコスモス、少しずつ花を咲かせ始めています。
台風の影響を受けなければいいのですが…。

近くで私の大好きな「つゆ草」がたくさん咲いていました、そんな「つゆ草」の姿を擬して四面相を…。
まず「とぼけたおっさんの顔」…。

「あーぁ、疲れた」と背伸びするおっさん。

外人ぽくキザに、「オー、ノー!」。

「あーショック、私、落ち込んでいます」。

「つゆ草」で少し遊んでみました。
少しでも「なるほど」と納得していただければ成功です。
次から次へと打ち続く自然の驚異、ますますエスカレートしているようで、何時か治まる日が来るのでしょうか、心配です。
そんな影響もあり朝方は曇りがちでしたが、カメラを持って少し近所を見回って来ました。
風の影響なのか大雨の影響なのか、採り入れの済んでいない田圃で、真ん中の稲穂だけが倒れている不思議な光景を見まし
た。

一方、すでに刈入れを済ませ、涼しい顔で佇んでいる田圃もありました。
稲刈機が動き乱れた手前の曲線と、後方にきれいに並んだ切り株の対比が狙いです。

少し早い「ヒガンバナ」、田圃の畔にそろそろ芽を出し花を膨らませ始めています。
シーズンにはいやというほど目にする花ですが、今の時期に見ると何となく貴重に感じ、得したような気分になります。

丹波市清住の「達身寺」まで足を延ばし、こんな花を見つけました。
一見「百合の花」かと見まごうところですが、ヒガンバナの横にあり、地面から葉っぱのないままニョキッと伸びた茎の先に咲いた花
の様はどうやら「白ヒガンバナ」のようです。
派手派手しい「赤ヒガンバナ」と違い、何となく清楚で品?があります。

10月過ぎから始まる「清住コスモス祭」のコスモス、少しずつ花を咲かせ始めています。
台風の影響を受けなければいいのですが…。

近くで私の大好きな「つゆ草」がたくさん咲いていました、そんな「つゆ草」の姿を擬して四面相を…。
まず「とぼけたおっさんの顔」…。

「あーぁ、疲れた」と背伸びするおっさん。

外人ぽくキザに、「オー、ノー!」。

「あーショック、私、落ち込んでいます」。

「つゆ草」で少し遊んでみました。
少しでも「なるほど」と納得していただければ成功です。
雨日の「地区溝掃除」の後で…
本日は朝から雨、しかし今日は地区内で一斉の「溝掃除」の日、雨合羽に長靴、軍手の出で立ちで集まり、下水路に溜まった土砂
などを消防ホースで流したり、溝廻りに生い茂る雑草を刈り取ったりを分担して作業しました。
外からは雨に濡らされ、内からは汗に濡らされで、全身びちゃびちゃになりながらの作業、春秋の年2回、一家に一人、老若男女
を問わず参加義務がありますから、体力のない者には結構厳しいものがあります。
1時間少しで何とか作業を終え、服を着かえ買い物に出かけました。
すでに刈り取られた田圃も見える近くの川土手の道、いつも見慣れた風景ですが雨にかすむとまた違った風情があります。
ただ普通に撮ったのでは面白くないので、車の間歇ワイパーを利用し、ガラスの水滴をワイパーが拭い取った後、少しまた水滴が
つき少しにじんだところでシャッターを押してみました、それで少し幻想的な雰囲気が出せたかも…?

同じ手法でもう一枚、ポイントは電柱とカラスです。

今度は雨にかすむ山並みを背景にカラスをアップで狙ってみました。
取り立てて面白い風景ではありません、あくまでも「雰囲気」の写真です。

少し足を延ばすと、シラサギが二羽、雨の中で佇む姿を見つけました。
雨は写っていませんがかなり激しい雨です、そんな中サギたちはこんな場所でくつろげるのでしょうか、どっかの軒下にでも入った
ほうがいいのでは…、鳥の習性を知らない素人の感想です、余計なお世話かも知れません。

今朝の溝掃除の際、草むらでこんな花を見つけました、蔓性の真っ白いきれいな花です。
激しい雨の中だったので、摘んで家の中で撮影しました。

背景を暗く落として…。

いつもの秘密兵器 「50mmm、F1.4」で撮るとまた違った表現になります。

同じ設定でもう一枚。

溝掃除の終わった後もずーと雨、今日は一日こんな天気のようです。
本当はこの後、地域の「防災訓練」があったのですが堪えていただきました。
寄る年波?(エーツ!)には勝てません、今日は大人しく一日過ごします。
などを消防ホースで流したり、溝廻りに生い茂る雑草を刈り取ったりを分担して作業しました。
外からは雨に濡らされ、内からは汗に濡らされで、全身びちゃびちゃになりながらの作業、春秋の年2回、一家に一人、老若男女
を問わず参加義務がありますから、体力のない者には結構厳しいものがあります。
1時間少しで何とか作業を終え、服を着かえ買い物に出かけました。
すでに刈り取られた田圃も見える近くの川土手の道、いつも見慣れた風景ですが雨にかすむとまた違った風情があります。
ただ普通に撮ったのでは面白くないので、車の間歇ワイパーを利用し、ガラスの水滴をワイパーが拭い取った後、少しまた水滴が
つき少しにじんだところでシャッターを押してみました、それで少し幻想的な雰囲気が出せたかも…?

同じ手法でもう一枚、ポイントは電柱とカラスです。

今度は雨にかすむ山並みを背景にカラスをアップで狙ってみました。
取り立てて面白い風景ではありません、あくまでも「雰囲気」の写真です。

少し足を延ばすと、シラサギが二羽、雨の中で佇む姿を見つけました。
雨は写っていませんがかなり激しい雨です、そんな中サギたちはこんな場所でくつろげるのでしょうか、どっかの軒下にでも入った
ほうがいいのでは…、鳥の習性を知らない素人の感想です、余計なお世話かも知れません。

今朝の溝掃除の際、草むらでこんな花を見つけました、蔓性の真っ白いきれいな花です。
激しい雨の中だったので、摘んで家の中で撮影しました。

背景を暗く落として…。

いつもの秘密兵器 「50mmm、F1.4」で撮るとまた違った表現になります。

同じ設定でもう一枚。

溝掃除の終わった後もずーと雨、今日は一日こんな天気のようです。
本当はこの後、地域の「防災訓練」があったのですが堪えていただきました。
寄る年波?(エーツ!)には勝てません、今日は大人しく一日過ごします。
但馬の小京都「出石」を訪ねる
本日、天気予報では「曇り」でしたが白い雲に青空も見え、やはり居てもたってもいられなくなって但馬の小京都「出石」へ出かけま
した。
黄色く色づき収穫の時期が迫る田園の中を走り、1時間強で「出石」に到着します。
「出石」と云えば、「お城、焼き物、そば」等が有名ですが観光旅行ではなく私の目的は街角スナップです。
それは、街角の片隅にある「当たり前でも生活感のあるモノ」、「珍しいモノ」、「変わったモノ」、「きれいなモノ」等の他、「人々の暮
らしのひとコマの切り取り」が興味の対象になります。
中心部を少し外れた街中を歩いていると「お地蔵さん」がありました、いつものことですが何故かお地蔵さんがあると必ずシャッタ
ーを押してしまいます。
この場合は、特にユニークなお地蔵さんと落ち葉がポイントです。

ある焼き物店の入り口に取り付けられたとぼけた顔の焼き物、結構有名です。
口をパクパク開け閉め出来るユニークなもので、多分郵便受けかと思われます。

家の軒先に植えられた朝顔に蔦のような植物が絡みついていました。
爽やかな紫の朝顔に真っ赤な花が二つ、鮮やかな色彩ですが、何となく「夏の終わり」が感じられます。

出石に近畿最古の芝居小屋「永楽館」があります、明治34年に開館されたとのことです。
不定期に興業が行われていて、近々歌舞伎の「片岡愛之助」の興業があるようですが、普段は記念館として入館料を払えば見学
出来ます、「写真撮影可」とのことなので300円を払い入館しました。
整然と並べられた見物席(収納可能は368名)、ピカピカに磨かれ光沢を放つ床、往時のままの小屋が再現されています。

二階席、舞台、花道、奈落…、すべてを自由に見学してよいということで興奮しながら、かなり暗い中でISO感度を上げたくさんシャ
ッターを切りました。
これは前の写真と反対側、舞台側から客席を見下ろしたところで、手前に丸く見えるのは回り舞台です。

「奈落の底に突き落とされる」の言葉がある「奈落」ですが、案外きれいでした。

ここでは芝居のない時には映画の上映もされていたようで、廊下には当時のポスターが残されていました。
松竹映画「愛染かつら」、「上原兼に田中絹代…」、さすがにこれは見たことがありません。
「鶴田浩二に京マチ子…」、これなら見た可能性はあります。

日活映画「女を忘れろ」小林旭に浅丘ルリ子…、正に青春真っ只中の頃、私のヒーローで憧れたものです。

隅から隅まで見て廻り、芝居小屋を堪能し、お城の近くに行くと「チリリン、チリリン…」といい音がしています。
そういえば「お城のほとりに何百個かの出石焼の風鈴が下げられ涼を演出している」との新聞記事を読んだ覚えがありました。
そよぐ風と共に優し気な音色が心慰めてくれます。

出石に行って「出石そば」を食べずに、「豚丼」で昼食を済ませ、約2時間半、出石城下町のスナップを楽しみました。
した。
黄色く色づき収穫の時期が迫る田園の中を走り、1時間強で「出石」に到着します。
「出石」と云えば、「お城、焼き物、そば」等が有名ですが観光旅行ではなく私の目的は街角スナップです。
それは、街角の片隅にある「当たり前でも生活感のあるモノ」、「珍しいモノ」、「変わったモノ」、「きれいなモノ」等の他、「人々の暮
らしのひとコマの切り取り」が興味の対象になります。
中心部を少し外れた街中を歩いていると「お地蔵さん」がありました、いつものことですが何故かお地蔵さんがあると必ずシャッタ
ーを押してしまいます。
この場合は、特にユニークなお地蔵さんと落ち葉がポイントです。

ある焼き物店の入り口に取り付けられたとぼけた顔の焼き物、結構有名です。
口をパクパク開け閉め出来るユニークなもので、多分郵便受けかと思われます。

家の軒先に植えられた朝顔に蔦のような植物が絡みついていました。
爽やかな紫の朝顔に真っ赤な花が二つ、鮮やかな色彩ですが、何となく「夏の終わり」が感じられます。

出石に近畿最古の芝居小屋「永楽館」があります、明治34年に開館されたとのことです。
不定期に興業が行われていて、近々歌舞伎の「片岡愛之助」の興業があるようですが、普段は記念館として入館料を払えば見学
出来ます、「写真撮影可」とのことなので300円を払い入館しました。
整然と並べられた見物席(収納可能は368名)、ピカピカに磨かれ光沢を放つ床、往時のままの小屋が再現されています。

二階席、舞台、花道、奈落…、すべてを自由に見学してよいということで興奮しながら、かなり暗い中でISO感度を上げたくさんシャ
ッターを切りました。
これは前の写真と反対側、舞台側から客席を見下ろしたところで、手前に丸く見えるのは回り舞台です。

「奈落の底に突き落とされる」の言葉がある「奈落」ですが、案外きれいでした。

ここでは芝居のない時には映画の上映もされていたようで、廊下には当時のポスターが残されていました。
松竹映画「愛染かつら」、「上原兼に田中絹代…」、さすがにこれは見たことがありません。
「鶴田浩二に京マチ子…」、これなら見た可能性はあります。

日活映画「女を忘れろ」小林旭に浅丘ルリ子…、正に青春真っ只中の頃、私のヒーローで憧れたものです。

隅から隅まで見て廻り、芝居小屋を堪能し、お城の近くに行くと「チリリン、チリリン…」といい音がしています。
そういえば「お城のほとりに何百個かの出石焼の風鈴が下げられ涼を演出している」との新聞記事を読んだ覚えがありました。
そよぐ風と共に優し気な音色が心慰めてくれます。

出石に行って「出石そば」を食べずに、「豚丼」で昼食を済ませ、約2時間半、出石城下町のスナップを楽しみました。