青垣町で「セツブン草」を…、しかしまだ少し早かった!
前回に書いた通り先週は、神戸のクラブの近江八幡での撮影会の他、たんばのクラブで、例会前に「フォトショップエレメンツ
による画像修正の説明会」を開いたため、その準備等で結構忙しく過ごしました。
その分今週は少し気持ちに余裕が出来、地元紙で紹介されている「セツブン草」を見に行ってきました。
2月9日にも紹介しましたがセツブン草は、節分の頃に咲く花ですが、場所により2~3月頃まで見られる花のようです。
絶滅危惧種という他に、花自体は取り立てて「すごい!」という迫力ある花でなく、よく見なければ見逃してしまいそうな白
く小さい花で、野の片隅に…雪の中にひっそり…という表現が似合う、そんな儚げな花だからこそ日本人の心によく合い
愛される花なのでしょう。
そんなセツブン草の群生地が丹波市青垣町には3か所あります、一つは前回紹介した東芦田の「江古花苑」、二つ目は
遠坂地区、そしてもう一つは今回訪ねた青垣町小倉です。
集落の端から山裾に至る傾斜面にその群生地はありました、しかしまだ早すぎたようで、余程目を凝らして探さなければ
見逃しそうではありましたが、いくつかの花を見つけました。

昨夜来の雨と霙に痛めつけられたか花びらは少し傷んでいるようでした。

地元の方にお尋ねすると、やはりまだ早いようで、今月末がピークかと教えられ、玄関先に置かれたプランターできれい
に咲いている花を見せていただき、撮影させていただきました、これが一番…らしい姿です。

季節が「春」と言ってもなかなか実感できません、それでも確実に巡って来ています。
ご案内いただいたそのお家の庭にはこんなものが…、季節の到来を証明するかの如き春の風物詩「フキノトウ」です。
ありがたく撮らせていただきました。

その後北へ走り、青垣町大名草(おなだ)という集落から西へ折れ、播州トンネルを抜けると多可郡に入ります。
とたんに雪の量が増え、道の両側にはまだたくさんの雪が残っています、そんな途中こんな光景を見かけました、単に大
木に雪が積もっているだけなのですが、羊が蠢いているようにも、山を駆け登っているようにも…、見えませんか…?

少し南下すると「道の駅かみ」があります、その川を挟んだ背後に、「杉原紙研究所」があります。
ここでは楮(こうぞ)という木の皮から昔ながらの製法で和紙が作られていて、県指定重要無形文化財に指定されていま
すが、数日前の地元紙の一面に写真入りで報道されたのでご存知の方もおられると思います。

この川で皮がさらされ白くされていきます、そのための作業も日に数回行われるようです。

その様子を紹介したいのですが時間的にまだ先のようですので、石の重しを置いてさらされている様だけお伝えします。

今、丹波市と多可郡はかなり接近しました、北は青垣町から播州トンネルを、氷上町からは清水トンネルを、それぞれ数
十分で行き来できます。機会があればまた訪ねてみてください。
による画像修正の説明会」を開いたため、その準備等で結構忙しく過ごしました。
その分今週は少し気持ちに余裕が出来、地元紙で紹介されている「セツブン草」を見に行ってきました。
2月9日にも紹介しましたがセツブン草は、節分の頃に咲く花ですが、場所により2~3月頃まで見られる花のようです。
絶滅危惧種という他に、花自体は取り立てて「すごい!」という迫力ある花でなく、よく見なければ見逃してしまいそうな白
く小さい花で、野の片隅に…雪の中にひっそり…という表現が似合う、そんな儚げな花だからこそ日本人の心によく合い
愛される花なのでしょう。
そんなセツブン草の群生地が丹波市青垣町には3か所あります、一つは前回紹介した東芦田の「江古花苑」、二つ目は
遠坂地区、そしてもう一つは今回訪ねた青垣町小倉です。
集落の端から山裾に至る傾斜面にその群生地はありました、しかしまだ早すぎたようで、余程目を凝らして探さなければ
見逃しそうではありましたが、いくつかの花を見つけました。

昨夜来の雨と霙に痛めつけられたか花びらは少し傷んでいるようでした。

地元の方にお尋ねすると、やはりまだ早いようで、今月末がピークかと教えられ、玄関先に置かれたプランターできれい
に咲いている花を見せていただき、撮影させていただきました、これが一番…らしい姿です。

季節が「春」と言ってもなかなか実感できません、それでも確実に巡って来ています。
ご案内いただいたそのお家の庭にはこんなものが…、季節の到来を証明するかの如き春の風物詩「フキノトウ」です。
ありがたく撮らせていただきました。

その後北へ走り、青垣町大名草(おなだ)という集落から西へ折れ、播州トンネルを抜けると多可郡に入ります。
とたんに雪の量が増え、道の両側にはまだたくさんの雪が残っています、そんな途中こんな光景を見かけました、単に大
木に雪が積もっているだけなのですが、羊が蠢いているようにも、山を駆け登っているようにも…、見えませんか…?

少し南下すると「道の駅かみ」があります、その川を挟んだ背後に、「杉原紙研究所」があります。
ここでは楮(こうぞ)という木の皮から昔ながらの製法で和紙が作られていて、県指定重要無形文化財に指定されていま
すが、数日前の地元紙の一面に写真入りで報道されたのでご存知の方もおられると思います。

この川で皮がさらされ白くされていきます、そのための作業も日に数回行われるようです。

その様子を紹介したいのですが時間的にまだ先のようですので、石の重しを置いてさらされている様だけお伝えします。

今、丹波市と多可郡はかなり接近しました、北は青垣町から播州トンネルを、氷上町からは清水トンネルを、それぞれ数
十分で行き来できます。機会があればまた訪ねてみてください。
近江八幡の古い街並みスナップに…
慌ただしい一週間でした、用事に合わせて勤務を代ってもらったため連続の宿直になったりと…。
そして14日は、神戸の写真クラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の撮影会に滋賀県の近江八幡へ行ってきました。
朝目覚めると雪景色、「ひょっとしたら電車が動いてないのではないか」と心配になり最寄りの駅に電話したところ、ダイヤ
通り運行中とのこと、予定通り福知山線石生駅、9時31分発の電車に乗車。
尼崎で11時23分発「近江塩津行」に乗り換え、近江八幡駅に着いたのが12時33分、昼食後10人の仲間と合流、日牟禮
(ひむれ)八幡宮下に広がる古い街並みを目指し歩きます、その距離は結構なもので約30分近く。
日牟禮八幡宮は3月の「左義長祭り」で賑わう高名な神社で、その周りを堀が囲んでいます、ただ今の時期は人通りも
少なく、石垣と板塀と白壁が静な佇まいを見せてくれています。
対岸の石垣のもとには地味ながら水仙の花も見られます。

本日の撮影の目的は、「古い街並みに展示されるひな人形巡り」ということだったのですが、余り人形を見かけません。
そんな中で見つけたおひな様の一枚。

どこに行っても何となく気にかかるのが街角にひっそりと祀られたお地蔵さん。
ここでも何か所か見つけました、その独特の表情に味があります。

カエルやカメやウサギなどの置物、あちこちで見かけます。
親ガメの上に、でなく親カエルの上に子カエルが乗って…、の一シーンです。

お堀を周遊する和船が帰ってきました。
何のことはない風景なのですが、手前の水面の波紋の形、面白いと思いませんか。

神社下の石垣の上に鎮座していました「ぶちゃいく猫ちゃん」、眼が開いても瞑ってもたぶん同じなのではと思わせます。
日を浴び心地よさそうです、ほとんど身動きせずじーっとしています、余程深い思考状態にいるのでしょうか。
彼(あるいは彼女)から、私たちの人間世界はどのように見えているのか、教えてほしいものです。
ひょっとしたら、「馬鹿な奴らめ…!」と薄笑いしているのかもしれません。

おみくじが括り付けられた神社の境内、陽が射してきました。
その中に一羽のハトが…。

余り興奮するほどの強烈な被写体はない撮影会でしたが、それなりにスナップは撮れたのではないかと思います。
その後はいつもの通り、大阪駅前の居酒屋で「反省会」、ただ私は翌日、「たんば写真クラブ」の例会があるので、早めに
切り上げ?それでも帰宅は11時過ぎとなりました。
そして14日は、神戸の写真クラブ”ぐるっぺ「ヒロ」”の撮影会に滋賀県の近江八幡へ行ってきました。
朝目覚めると雪景色、「ひょっとしたら電車が動いてないのではないか」と心配になり最寄りの駅に電話したところ、ダイヤ
通り運行中とのこと、予定通り福知山線石生駅、9時31分発の電車に乗車。
尼崎で11時23分発「近江塩津行」に乗り換え、近江八幡駅に着いたのが12時33分、昼食後10人の仲間と合流、日牟禮
(ひむれ)八幡宮下に広がる古い街並みを目指し歩きます、その距離は結構なもので約30分近く。
日牟禮八幡宮は3月の「左義長祭り」で賑わう高名な神社で、その周りを堀が囲んでいます、ただ今の時期は人通りも
少なく、石垣と板塀と白壁が静な佇まいを見せてくれています。
対岸の石垣のもとには地味ながら水仙の花も見られます。

本日の撮影の目的は、「古い街並みに展示されるひな人形巡り」ということだったのですが、余り人形を見かけません。
そんな中で見つけたおひな様の一枚。

どこに行っても何となく気にかかるのが街角にひっそりと祀られたお地蔵さん。
ここでも何か所か見つけました、その独特の表情に味があります。

カエルやカメやウサギなどの置物、あちこちで見かけます。
親ガメの上に、でなく親カエルの上に子カエルが乗って…、の一シーンです。

お堀を周遊する和船が帰ってきました。
何のことはない風景なのですが、手前の水面の波紋の形、面白いと思いませんか。

神社下の石垣の上に鎮座していました「ぶちゃいく猫ちゃん」、眼が開いても瞑ってもたぶん同じなのではと思わせます。
日を浴び心地よさそうです、ほとんど身動きせずじーっとしています、余程深い思考状態にいるのでしょうか。
彼(あるいは彼女)から、私たちの人間世界はどのように見えているのか、教えてほしいものです。
ひょっとしたら、「馬鹿な奴らめ…!」と薄笑いしているのかもしれません。

おみくじが括り付けられた神社の境内、陽が射してきました。
その中に一羽のハトが…。

余り興奮するほどの強烈な被写体はない撮影会でしたが、それなりにスナップは撮れたのではないかと思います。
その後はいつもの通り、大阪駅前の居酒屋で「反省会」、ただ私は翌日、「たんば写真クラブ」の例会があるので、早めに
切り上げ?それでも帰宅は11時過ぎとなりました。
ちょっとしたアクシデントあり、人の好意に感謝です
昨晩は冷え込んだと思ったら今朝は雪、余り深い積雪より薄っすらの方が写真には程よい。
そんな景色に誘われて買い物ついでにまた近辺をうろついてみました。
「ところが!ところが…!」、そのいきさつは余り誇れる話ではありませんが、人の好意をありがたく感じたひと時でもあり
ました。
まずはワンパターンの田園風景。

この撮影後、丹波市青垣町の「江古花園」で「セツブン草」の花が盛りとの情報を得て訪ねました。
昨日は「セツブンソウ祭り」が行われたとのことですが今日は全くの無人、それ故、普段は車の入らないところまで車で入
ってやろうと公園までの狭い道へ車を進めたところ、右タイヤがズブズブズブと沼地へはまり込んでしまいました。
道の両側は初夏にはハスの花園で賑わう沼、その境目はあいまいで、かなり緩くなっていて、はまり込むともうブレーキは
効きません。
困った!困った!と悩んでいるうち、公園そばのログハウスのご主人が駆けつけ、毎度のことで慣れてるからと知り合い
を呼び、四輪駆動の軽トラで前から後ろから引っ張り上げようとしてくれたのですが、ますます深みにはまるようす、結局
はJAFに連絡、対処を依頼することに。
車をハメたのが10時半頃、いろいろした挙句JAFに連絡したのが12時前、到着まで約40分かかるとのことで、それまで
の間、心は必ずしも平穏ではありませんが、焦っても仕方ないと花を撮影することに。
花は雪にうずもれていましたが軽く雪を払ってやると、その可憐な姿を現しました。

ほんの2センチ程度の小さな花、よくよく見ないと見逃してしまいそうです。

近くでは「つくし」が早くも芽を出し始めていました。
春の準備は地中で着々と進行しているようです。

車引き上げに力を貸していただいたログハウスのご主人が飼っておられるのでしょう、ポニーのような白い小型馬がいま
した。

実に人懐こい馬で、緑少ない草むらの小さな草をあげただけでいやになついてくれました。
私の動きに合わせついてきます。

白髪でなくこれがこの馬のまつ毛の色なのでしょうか、つぶらな瞳が印象的です。

やがてJAFのトラックが着きました、別れ際、何となく名残惜しそうに、寂しそうに見送るその姿、それは私の勝手な思い
込みでしょうか。

それから約30分、さすがプロの仕事で、ようやく泥沼から引き揚げていただきました、しかも料金は無料、ほんとありがた
かったです。
さらに、寒い小雪降る中、軽トラを手配、仲間と引き上げに力をお貸しいただいたログハウスのご主人、その友人、ほんと
にありがとうございました。
「事故」というのは全く厄介で、できることなら遭遇したくないものです、それでもそんな時に本当の人のやさしさのようなも
のが感じられます、お手数をかけた方には申し訳ないのですが、平穏無事よりもかえってそんなことを感じることが出来
るチャンスでもあり、決して無駄な経験ではないと感じています、皆様ありがとうございました。
そんな景色に誘われて買い物ついでにまた近辺をうろついてみました。
「ところが!ところが…!」、そのいきさつは余り誇れる話ではありませんが、人の好意をありがたく感じたひと時でもあり
ました。
まずはワンパターンの田園風景。

この撮影後、丹波市青垣町の「江古花園」で「セツブン草」の花が盛りとの情報を得て訪ねました。
昨日は「セツブンソウ祭り」が行われたとのことですが今日は全くの無人、それ故、普段は車の入らないところまで車で入
ってやろうと公園までの狭い道へ車を進めたところ、右タイヤがズブズブズブと沼地へはまり込んでしまいました。
道の両側は初夏にはハスの花園で賑わう沼、その境目はあいまいで、かなり緩くなっていて、はまり込むともうブレーキは
効きません。
困った!困った!と悩んでいるうち、公園そばのログハウスのご主人が駆けつけ、毎度のことで慣れてるからと知り合い
を呼び、四輪駆動の軽トラで前から後ろから引っ張り上げようとしてくれたのですが、ますます深みにはまるようす、結局
はJAFに連絡、対処を依頼することに。
車をハメたのが10時半頃、いろいろした挙句JAFに連絡したのが12時前、到着まで約40分かかるとのことで、それまで
の間、心は必ずしも平穏ではありませんが、焦っても仕方ないと花を撮影することに。
花は雪にうずもれていましたが軽く雪を払ってやると、その可憐な姿を現しました。

ほんの2センチ程度の小さな花、よくよく見ないと見逃してしまいそうです。

近くでは「つくし」が早くも芽を出し始めていました。
春の準備は地中で着々と進行しているようです。

車引き上げに力を貸していただいたログハウスのご主人が飼っておられるのでしょう、ポニーのような白い小型馬がいま
した。

実に人懐こい馬で、緑少ない草むらの小さな草をあげただけでいやになついてくれました。
私の動きに合わせついてきます。

白髪でなくこれがこの馬のまつ毛の色なのでしょうか、つぶらな瞳が印象的です。

やがてJAFのトラックが着きました、別れ際、何となく名残惜しそうに、寂しそうに見送るその姿、それは私の勝手な思い
込みでしょうか。

それから約30分、さすがプロの仕事で、ようやく泥沼から引き揚げていただきました、しかも料金は無料、ほんとありがた
かったです。
さらに、寒い小雪降る中、軽トラを手配、仲間と引き上げに力をお貸しいただいたログハウスのご主人、その友人、ほんと
にありがとうございました。
「事故」というのは全く厄介で、できることなら遭遇したくないものです、それでもそんな時に本当の人のやさしさのようなも
のが感じられます、お手数をかけた方には申し訳ないのですが、平穏無事よりもかえってそんなことを感じることが出来
るチャンスでもあり、決して無駄な経験ではないと感じています、皆様ありがとうございました。
深高寺「寒中水行」の撮影に行く
8日は、たんば写真クラブの撮影会、行先は朝来市の山奥のあるお寺で毎年行われる「寒中水行」です。
参加者は私を含めて5名、天候もどんよりとした曇り空…と、少々さみしく不安な出だしでした。
それでも私の「晴れ男」のジンクスは健在でした、それに加え「私も晴れ女」という会員さんもいて、その神通力たるや倍増
し、遠坂トンネルを超え朝来市に入ると青空さえ見えてきました。
「朝来道の駅」のログハウスのレストラン(?、というより食堂といったほうが似合いそう)で昼食、この店はこの方面に来る
と必ず立ち寄るところ、それはかなり肥満気味の老猫がいるからです。
私はどちらかというと犬派なのですが、この肥満猫の”無愛想さ”もまた魅力で、結構気に入っています。
本日は特別寒かったのか、ストーブに顔をくっくけて離れようとしません、この体制でよくやけどしないものです。

昼食後まだ時間があったので、神子畑鉱山跡近辺をスナップした後,2時前にお寺へ。
2時から村祈祷、2時半になりいよいよ水行の準備に入ります。
この頃から雨が降り出し、やがて霰(あられ)が交じり、そして雪交じりの霙(みぞれ)になりました。

行者3人を裸で霙降る外に立たせたまま、堂内で二人の僧による長~い読経が始まります。
相当の厚着をしていても寒くて震えているのに行者のこの姿、読経が「早く終われ!早く終われ!」と願いますがなかなか
終わりません、待っている我々も霙でビチャビチャです。

ようやく水行の始まりです。
神棚の前の水槽を囲み、左右に二人、手前に一人の計3名の行者が行前の経を唱えます。

「エイ!ヤッ!トウ!」の掛け声で水槽から桶で水をくみ出し、頭からたたきつけるように水を被ります。

何回繰り返されるのでしょうか、感じている程長くはないのかも知れませんが。
床に跳ね返る水しぶき、かなり激しい霙、撮影する側も大変、カメラも服もビシャビシャです。
でもそれを恐れていてはこの迫力をとらえることはできません、我々もまた修行?をしているのです?

時間にして10分程でしょうか、ようやく行が終了です。
余り目立ちませんが降雪の様子は少しわかるかと思います。

カメラマンは15名ほど、祈祷に来た人も20数人程度、行を終えて引きあがる行者さんに手を合わせます。
先月の「寒中托鉢」、そして今日の「寒中水行」、毎年行われる行事で被写体としては少々マンネリですが、しかしやはり
撮影しなければ何となく落ち着かない、忘れ物をしたよう…、そんな思いを抱かせる行事です。
その後降雪がかなり激しくなり、早く帰らなければ危ない、と大急ぎで引き上げたのですが、少し走ると雪はなし、ここはか
なり標高も高いのかもしれません。
参加者は私を含めて5名、天候もどんよりとした曇り空…と、少々さみしく不安な出だしでした。
それでも私の「晴れ男」のジンクスは健在でした、それに加え「私も晴れ女」という会員さんもいて、その神通力たるや倍増
し、遠坂トンネルを超え朝来市に入ると青空さえ見えてきました。
「朝来道の駅」のログハウスのレストラン(?、というより食堂といったほうが似合いそう)で昼食、この店はこの方面に来る
と必ず立ち寄るところ、それはかなり肥満気味の老猫がいるからです。
私はどちらかというと犬派なのですが、この肥満猫の”無愛想さ”もまた魅力で、結構気に入っています。
本日は特別寒かったのか、ストーブに顔をくっくけて離れようとしません、この体制でよくやけどしないものです。

昼食後まだ時間があったので、神子畑鉱山跡近辺をスナップした後,2時前にお寺へ。
2時から村祈祷、2時半になりいよいよ水行の準備に入ります。
この頃から雨が降り出し、やがて霰(あられ)が交じり、そして雪交じりの霙(みぞれ)になりました。

行者3人を裸で霙降る外に立たせたまま、堂内で二人の僧による長~い読経が始まります。
相当の厚着をしていても寒くて震えているのに行者のこの姿、読経が「早く終われ!早く終われ!」と願いますがなかなか
終わりません、待っている我々も霙でビチャビチャです。

ようやく水行の始まりです。
神棚の前の水槽を囲み、左右に二人、手前に一人の計3名の行者が行前の経を唱えます。

「エイ!ヤッ!トウ!」の掛け声で水槽から桶で水をくみ出し、頭からたたきつけるように水を被ります。

何回繰り返されるのでしょうか、感じている程長くはないのかも知れませんが。
床に跳ね返る水しぶき、かなり激しい霙、撮影する側も大変、カメラも服もビシャビシャです。
でもそれを恐れていてはこの迫力をとらえることはできません、我々もまた修行?をしているのです?

時間にして10分程でしょうか、ようやく行が終了です。
余り目立ちませんが降雪の様子は少しわかるかと思います。

カメラマンは15名ほど、祈祷に来た人も20数人程度、行を終えて引きあがる行者さんに手を合わせます。
先月の「寒中托鉢」、そして今日の「寒中水行」、毎年行われる行事で被写体としては少々マンネリですが、しかしやはり
撮影しなければ何となく落ち着かない、忘れ物をしたよう…、そんな思いを抱かせる行事です。
その後降雪がかなり激しくなり、早く帰らなければ危ない、と大急ぎで引き上げたのですが、少し走ると雪はなし、ここはか
なり標高も高いのかもしれません。
今朝は「朝霧」が…
早や2月、あっという間に日が過ぎていきます。
2月3日節分の日は、小学校の同窓生で福井県の越前海岸へカニスキに行ってきました、風邪や何やかやで参加者は12
名と少なかったのですが、飲み・食い・喋り・の実に楽しい一日でした、やはり同窓生といるというのは昔の儘で全く気兼ね
なく、まるで適温の温泉につかっているがごとくほんわかとしていてホントいいもので、毎度この企画をしてくれる仲間に感
謝です。
ほんとはこの様子、写真で紹介したいのですが、肖像権の問題もあって遠慮していますが、もし今後理解が得られればお
見せしたいと思います。
そして今日7日、朝霜と深い朝霧…、なかなかいい雰囲気だったのですが、宿直明けで動き始めたのが9時前で、すでに
朝霜は消え始めていました、それでもと、まだ残る朝霧を求めて近辺をさまよいました。

マルチというのでしょうか、畑に被されたビニールのシート、野菜はたぶん玉ねぎか…?(そのへんは知識がないので間
違っていたらスミマセン)が、朝日を浴びて光っています。
人工的な光景ではありますがなかなか面白い被写体です。

少し北に行くと、霜で薄化粧した竹林や杉林を背景に田んぼの中を手押し車を押しながら散歩するおばあさんの姿が目
に入りました。

その後も何か面白いことないかと走り回り、結局また「内尾神社」へ行きつきました。
正月と秋祭りの日以外はほとんど人気のない神社ですが、この正月に結ばれたと思われるおみくじ、それはまだ色あせ
ない紙の白さが物語っています。

ご神木にかかる御幣、歴史を感じさせる苔むした木の質感と対照的です。

本殿に上る階段前には両端に狛犬がにらみを利かせています、その一つ…、なかなか迫力があります。

これは本殿横にある杉の大木、この苔むした様からその年輪を感じることが出来ます。

深い霧景を求めて右往左往、なかなか適当な場所が見つかりません、「すごい!」と感じた風景も写真にすると思ったほ
どの感動はとらえられていません。
頭の中に煌めいた感動、それを形にして残すのはなかなか至難の業です、それでもそれを求めて頑張ります。
明日は「たんば写真クラブ」の撮影会で、朝来市に行きます、その成果は「天候次第?」と、逃げを打っておくというのは少
し卑怯か?
2月3日節分の日は、小学校の同窓生で福井県の越前海岸へカニスキに行ってきました、風邪や何やかやで参加者は12
名と少なかったのですが、飲み・食い・喋り・の実に楽しい一日でした、やはり同窓生といるというのは昔の儘で全く気兼ね
なく、まるで適温の温泉につかっているがごとくほんわかとしていてホントいいもので、毎度この企画をしてくれる仲間に感
謝です。
ほんとはこの様子、写真で紹介したいのですが、肖像権の問題もあって遠慮していますが、もし今後理解が得られればお
見せしたいと思います。
そして今日7日、朝霜と深い朝霧…、なかなかいい雰囲気だったのですが、宿直明けで動き始めたのが9時前で、すでに
朝霜は消え始めていました、それでもと、まだ残る朝霧を求めて近辺をさまよいました。

マルチというのでしょうか、畑に被されたビニールのシート、野菜はたぶん玉ねぎか…?(そのへんは知識がないので間
違っていたらスミマセン)が、朝日を浴びて光っています。
人工的な光景ではありますがなかなか面白い被写体です。

少し北に行くと、霜で薄化粧した竹林や杉林を背景に田んぼの中を手押し車を押しながら散歩するおばあさんの姿が目
に入りました。

その後も何か面白いことないかと走り回り、結局また「内尾神社」へ行きつきました。
正月と秋祭りの日以外はほとんど人気のない神社ですが、この正月に結ばれたと思われるおみくじ、それはまだ色あせ
ない紙の白さが物語っています。

ご神木にかかる御幣、歴史を感じさせる苔むした木の質感と対照的です。

本殿に上る階段前には両端に狛犬がにらみを利かせています、その一つ…、なかなか迫力があります。

これは本殿横にある杉の大木、この苔むした様からその年輪を感じることが出来ます。

深い霧景を求めて右往左往、なかなか適当な場所が見つかりません、「すごい!」と感じた風景も写真にすると思ったほ
どの感動はとらえられていません。
頭の中に煌めいた感動、それを形にして残すのはなかなか至難の業です、それでもそれを求めて頑張ります。
明日は「たんば写真クラブ」の撮影会で、朝来市に行きます、その成果は「天候次第?」と、逃げを打っておくというのは少
し卑怯か?
今日も雪、白菜畑は…
昨日昼前に、約10分激しく雪が降りあっという間に真っ白になりましたが、夕方にはほとんど融けていました。
そして今朝目覚めると、またしても一面の雪化粧、せっかくなので買い物ついでにカメラを持ち、車で近辺をうろついてみ
ました。
ここは何度か紹介した白菜畑、まだ健在です。
雪がやみ、少し光が射してきました、奥に散歩中のおばあさんが見えます。

何のことはない枯れ木とススキの風景、それでも雪があると少し雰囲気が変わります。

道端の細い小枝に雀が止まっていました。
この寒空の下、元気に動き回っているのは彼らくらいでしょうか。

そのうちまた吹雪いてきました。
シャッタースピードを上げ、雪を「点」で止めますがあまりその迫力は伝わりません。

最初の写真の反対側に回るとまた感じが変わります。
かなり吹雪いています、白い雪が背景では余り見えませんが、背景の山を見ると少しわかるかな。

同じところでもう一枚。

これも前に紹介したところ、天候次第で雰囲気がかなり変わります。

本日は長引いていた世界を揺るがす事件の、悲しい結末が報道されました。
少しふさいだ気分の一日です。
そして今朝目覚めると、またしても一面の雪化粧、せっかくなので買い物ついでにカメラを持ち、車で近辺をうろついてみ
ました。
ここは何度か紹介した白菜畑、まだ健在です。
雪がやみ、少し光が射してきました、奥に散歩中のおばあさんが見えます。

何のことはない枯れ木とススキの風景、それでも雪があると少し雰囲気が変わります。

道端の細い小枝に雀が止まっていました。
この寒空の下、元気に動き回っているのは彼らくらいでしょうか。

そのうちまた吹雪いてきました。
シャッタースピードを上げ、雪を「点」で止めますがあまりその迫力は伝わりません。

最初の写真の反対側に回るとまた感じが変わります。
かなり吹雪いています、白い雪が背景では余り見えませんが、背景の山を見ると少しわかるかな。

同じところでもう一枚。

これも前に紹介したところ、天候次第で雰囲気がかなり変わります。

本日は長引いていた世界を揺るがす事件の、悲しい結末が報道されました。
少しふさいだ気分の一日です。