紅葉、盛りを過ぎた円通寺…それでも!
昨日は朝から快晴、9時半頃から丹波市の円通寺へ行ってきました。
今週まで毎土日曜には、丹波の紅葉お寺巡りの周遊バスが出されるなどすごい賑わいで、人の多さから敬遠していたため近くにいながらこの秋の円通寺の紅葉撮影は初めてです。
駐車料も、もうピークも過ぎたろうからいらないだろう思いの他、きちっと300円徴収されました。
しかし時はすでに遅し、見るべきモミジの紅葉は、場所によりゼロから60パーセント、普通の観光客からすれば「なんだこれは…」の世界、しかし写真を趣味とする私たちにとってはここからが「腕」と「見る目」の見せ所、一般の観光客が目にしない、光と影により変化する細かな部分部分に目を凝らすことで、被写体を見つけ出すのです。
「写真」とは、うかーと見逃してしまいそうな、時によりゴミであったり汚れであったり、そんな人が見向きもしないようなものに光を当て、存在感を強調する、そんな部分も多分にあるのです。
見上げれば青空を背景に、黄・赤の紅葉に彩られた巨木が見事です。

目線を下げれば、見る者の顔の色をピンクに染めてしまいそうな鮮やかなモミジが目に入ります。

奥に進めば木々に色彩はほとんどありません。
しかし足元に目をやれば、モミジの落ち葉を前景に緑のシダが逆光の中浮かび上がり、何ともきれいでした。

さらに進むと、赤い実をつけた南天が暗い背景の中浮かび上がっています。

境内を一巡し元の位置に戻ると、落葉の上に面白い木の影が落ちています。

見逃せばそれまで、それでも「何か面白いものはないか」と、目を光らせ歩くと結構色んなモノが目に入って来ます、それを「如何に見つけるか」が写真のポイント…、タダでは帰りませんよ…。
今週まで毎土日曜には、丹波の紅葉お寺巡りの周遊バスが出されるなどすごい賑わいで、人の多さから敬遠していたため近くにいながらこの秋の円通寺の紅葉撮影は初めてです。
駐車料も、もうピークも過ぎたろうからいらないだろう思いの他、きちっと300円徴収されました。
しかし時はすでに遅し、見るべきモミジの紅葉は、場所によりゼロから60パーセント、普通の観光客からすれば「なんだこれは…」の世界、しかし写真を趣味とする私たちにとってはここからが「腕」と「見る目」の見せ所、一般の観光客が目にしない、光と影により変化する細かな部分部分に目を凝らすことで、被写体を見つけ出すのです。
「写真」とは、うかーと見逃してしまいそうな、時によりゴミであったり汚れであったり、そんな人が見向きもしないようなものに光を当て、存在感を強調する、そんな部分も多分にあるのです。
見上げれば青空を背景に、黄・赤の紅葉に彩られた巨木が見事です。

目線を下げれば、見る者の顔の色をピンクに染めてしまいそうな鮮やかなモミジが目に入ります。

奥に進めば木々に色彩はほとんどありません。
しかし足元に目をやれば、モミジの落ち葉を前景に緑のシダが逆光の中浮かび上がり、何ともきれいでした。

さらに進むと、赤い実をつけた南天が暗い背景の中浮かび上がっています。

境内を一巡し元の位置に戻ると、落葉の上に面白い木の影が落ちています。

見逃せばそれまで、それでも「何か面白いものはないか」と、目を光らせ歩くと結構色んなモノが目に入って来ます、それを「如何に見つけるか」が写真のポイント…、タダでは帰りませんよ…。
恩師と再会、そして晩紅葉…
前回も書いた通り、とにかく忙しい一週間でした。
24日は、神戸から帰宅早々、「喜寿記念・関口寛治彫刻展」が開催されている丹波市立植野記念美術館を訪ねました。
同彫刻展は、日展入選20回他、数々の肩書を持たれている彫刻界の大御所関口寛治先生の喜寿を記念し、柏原高校美術班卒業生が企画された個展で、私もオープニングセレモニーや懇親会等のご案内をいただいていながら申し訳ないことに最終日ギリギリに駆けつけるということになってしまいました。
私は美術班には所属してはおりませんでしたがもともと絵画が大好きで、先生の美術の授業が最大の楽しみでした、卒業後も細々と続けていたのですが、中途半端なまま終わり、紆余曲折を経て結局、現在の「写真」に落ち着きました、絵画、彫刻…、写真、それぞれ少し傾向は違いますが延長上にはあると思います、そんな意味で私の人生に大きな影響を与えて頂いた恩師であります。
何年間か年賀状のやり取りはありましたが、お出会いするのは高校卒業後初めて、約50年が経っています、恐る恐る先生の前に立ちます、その瞬間、「おお○○君、来てくれたのか!」と先生の言葉…、感激!感激!感激!…です、こんな私のことをちゃんと覚えていただいていたのです。
年を経て、容姿、出立はすっかり変わっているのに解るのですね、もちろん私の方から見れば、大人であった先生は昔のまんまで、花束に囲まれて笑顔で話されるお姿に何の違和感もありません。
しばらく会場で作品を拝見し、またしばらく談笑し、何となく後ろ髪引かれる想いで会場を後にしました。
何なんでしょうかね、この「時間の経過と人の結びつき」の不思議さと言うのは…。
さて、翌25日はかなり激しい雨、それもまた変化があっていいかと、カメラと三脚を持って「高山寺」へ。
16日に撮影会を行ってから1週間強、樹につくモミジより落葉の方に重きが増してきました。雨にぬれ、灯篭がしっとりとしています。

そして今日、昨日の雨と風でさらに木の葉が散り、仰げば裸の樹枝が目立ちます。
しかし写真はこれからが本番、燃え尽きる瞬間の最後の輝きをゲットするのは、「今でしょう!」

昨夜の雨露が、ブーメランにも似たモミジの種に残りキラキラ輝いています。

暗い(影)背景に逆光で形と色のいいモミジをアップで…。

手洗いの石桶に降り積もった紅葉、落葉に鮮やかさが残る今が狙い時です。

この落葉も、やがてちりちりと茶色く枯れて土に帰って行く、それが自然の摂理…、人間が余計な手さえ加えなければ自然に循環して行き、そこには少しの無駄もありません。

本来ならばここで本年の紅葉撮影は終了、となる所、そうはいきません。
派手やかな紅葉だけが秋の写真ではありません、目を凝らせば見逃してしまいそうな自然の営みが見えるはず、それを探して後しばらく野山を彷徨してみませんか…。
24日は、神戸から帰宅早々、「喜寿記念・関口寛治彫刻展」が開催されている丹波市立植野記念美術館を訪ねました。
同彫刻展は、日展入選20回他、数々の肩書を持たれている彫刻界の大御所関口寛治先生の喜寿を記念し、柏原高校美術班卒業生が企画された個展で、私もオープニングセレモニーや懇親会等のご案内をいただいていながら申し訳ないことに最終日ギリギリに駆けつけるということになってしまいました。
私は美術班には所属してはおりませんでしたがもともと絵画が大好きで、先生の美術の授業が最大の楽しみでした、卒業後も細々と続けていたのですが、中途半端なまま終わり、紆余曲折を経て結局、現在の「写真」に落ち着きました、絵画、彫刻…、写真、それぞれ少し傾向は違いますが延長上にはあると思います、そんな意味で私の人生に大きな影響を与えて頂いた恩師であります。
何年間か年賀状のやり取りはありましたが、お出会いするのは高校卒業後初めて、約50年が経っています、恐る恐る先生の前に立ちます、その瞬間、「おお○○君、来てくれたのか!」と先生の言葉…、感激!感激!感激!…です、こんな私のことをちゃんと覚えていただいていたのです。
年を経て、容姿、出立はすっかり変わっているのに解るのですね、もちろん私の方から見れば、大人であった先生は昔のまんまで、花束に囲まれて笑顔で話されるお姿に何の違和感もありません。
しばらく会場で作品を拝見し、またしばらく談笑し、何となく後ろ髪引かれる想いで会場を後にしました。
何なんでしょうかね、この「時間の経過と人の結びつき」の不思議さと言うのは…。
さて、翌25日はかなり激しい雨、それもまた変化があっていいかと、カメラと三脚を持って「高山寺」へ。
16日に撮影会を行ってから1週間強、樹につくモミジより落葉の方に重きが増してきました。雨にぬれ、灯篭がしっとりとしています。

そして今日、昨日の雨と風でさらに木の葉が散り、仰げば裸の樹枝が目立ちます。
しかし写真はこれからが本番、燃え尽きる瞬間の最後の輝きをゲットするのは、「今でしょう!」

昨夜の雨露が、ブーメランにも似たモミジの種に残りキラキラ輝いています。

暗い(影)背景に逆光で形と色のいいモミジをアップで…。

手洗いの石桶に降り積もった紅葉、落葉に鮮やかさが残る今が狙い時です。

この落葉も、やがてちりちりと茶色く枯れて土に帰って行く、それが自然の摂理…、人間が余計な手さえ加えなければ自然に循環して行き、そこには少しの無駄もありません。

本来ならばここで本年の紅葉撮影は終了、となる所、そうはいきません。
派手やかな紅葉だけが秋の写真ではありません、目を凝らせば見逃してしまいそうな自然の営みが見えるはず、それを探して後しばらく野山を彷徨してみませんか…。
丹波のお寺の紅葉、まだまだ…
何とも慌ただしい日々です。
先週10日から3日間は白川郷等の撮影旅行、翌日からは2回連続の宿直勤務、16日は神戸の写真クラブの丹波市近辺の紅葉の撮影会、翌17日午前は地元自治会の山林事業に関した山歩き、午後からは丹波写真クラブの例会…と続きなかなかホッとしている間がありません。さらに今週末の神戸の写真クラブの例会に向けいろいろ準備もあり大変です、しかしこれは愚痴ではありません。
この歳になり、何のとりえもないごく普通の人間にこれだけのやるべきことが与えられるということ、少なくとも何人かの人たちがこの私を必要と感じてくれていること、それ故にわずかでも生きている価値があると言うこと、それは実に幸せで、この喜びは何事にも代えがたい、それもこれも「写真」を続けてきたが故の結果で、であるならば何をおいてもさらに頑張らねばと強く思う次第です。
そんな前置きは別にして、丹波の「高山寺」、まだ少し全盛期には早いようですが、見頃です。

モミジのアップ、虫に食われた痕もポイントになります。

落葉の中で手を合わせ見守る石仏、光と影が、ただただ人々の幸せを願う仏様の心象を映しだします。

続いて尋ねた山南町の「常勝寺」、長い石段を登り切ると白壁に収められた石仏のやさしい姿が見られます。
木漏れ日がわずかに白壁を照らした瞬間です。

まだまだ撮影行は続き、次は篠山市の「大国寺」。
4時前、影の世界に入る寸前の輝きの一瞬です。

最後には、やさしい顔の小坊主さんが手を合わせ見送ってくれました。

先週10日から3日間は白川郷等の撮影旅行、翌日からは2回連続の宿直勤務、16日は神戸の写真クラブの丹波市近辺の紅葉の撮影会、翌17日午前は地元自治会の山林事業に関した山歩き、午後からは丹波写真クラブの例会…と続きなかなかホッとしている間がありません。さらに今週末の神戸の写真クラブの例会に向けいろいろ準備もあり大変です、しかしこれは愚痴ではありません。
この歳になり、何のとりえもないごく普通の人間にこれだけのやるべきことが与えられるということ、少なくとも何人かの人たちがこの私を必要と感じてくれていること、それ故にわずかでも生きている価値があると言うこと、それは実に幸せで、この喜びは何事にも代えがたい、それもこれも「写真」を続けてきたが故の結果で、であるならば何をおいてもさらに頑張らねばと強く思う次第です。
そんな前置きは別にして、丹波の「高山寺」、まだ少し全盛期には早いようですが、見頃です。

モミジのアップ、虫に食われた痕もポイントになります。

落葉の中で手を合わせ見守る石仏、光と影が、ただただ人々の幸せを願う仏様の心象を映しだします。

続いて尋ねた山南町の「常勝寺」、長い石段を登り切ると白壁に収められた石仏のやさしい姿が見られます。
木漏れ日がわずかに白壁を照らした瞬間です。

まだまだ撮影行は続き、次は篠山市の「大国寺」。
4時前、影の世界に入る寸前の輝きの一瞬です。

最後には、やさしい顔の小坊主さんが手を合わせ見送ってくれました。

白川郷~開田高原、撮影旅行…
先週10日から写真仲間と撮影旅行に行ってきました。
行先は「白川郷」から、飛騨の”天空の隠れ里”として知る人のみ知る「山之村」を周り、高山から「開田高原」へという2泊3日のコース。
普段行いの良い仲間たちにもかかわらず当日から雨、誰か悪いことをしたのでは…?
それでも「雨降りでなければ撮れない写真が撮れる」、と期待を膨らませ出発。
若狭舞鶴道から北陸道のコース、神戸8時、春日9時発で途中合流し、五箇山IC着は2時過ぎ。以後、紅葉真っ盛りの合掌造集落「相倉」、「菅沼」、日暮れ前の「白川郷」を見下ろす高台と回り、かなり激しい雨の中、傘をさしての撮影を敢行、宿での「夕食とおいしいお酒」と言うご褒美を餌に耐え抜きました…。
まずは「相倉集落」、熟れた柿の実、雨にかすむ紅葉の山、かやぶきの民家…、日本の原風景がここにあります。

雨に濡れたススキを前景に、ストロボ一発。

その夜は、おいしい食事とお酒を楽しみ、しかし明日を見越して早めに就寝。
翌日は5時過ぎ起床、小雨模様の暗い中を萩町天守閣に向け出発。
夜明け前、雨に濡れて光る道路、民家の明かり、自動車のライト…、「白川郷」と言えば、萩町集落を見下ろす高台から定番のこのショットを見せずしては語れません。

その後8時の朝食まで集落をスナップしながら散策、さらに食後1時間余り散策し、10時前次の目的地、飛騨市の天空の隠れ里「山之村」へ…、その頃には雨も上がり、途中では大きな虹も見られました。

「山之村」は名の通り、冬季には孤立してしまいそうな飛騨山中に開けた山村、人出のシーズンも終わり閑散としていました。

山之村では雪も降りだしました、そこで数時間過ごし、その夜は高山市内の旅館へ。
翌朝、天気は何とか回復、木曽の「開田高原」へと向かいます。
高原に入ると青空、道沿いにはちらり積もった雪や田圃に一面に広がる霜柱が見られます。
そんな晩秋の高原の風景を…。

開田高原は雄大な「御岳山」のふもとに広がる大高原、どこにいても常に御岳山が見守ってくれています。
厚い雲に覆われた御岳(多分山頂は吹雪きでしょう)を背景に木曽駒(馬)の里での1枚…。

午後3時前には3日間の成果に満足し?、開田高原を後に、中津川から中央高速、阪神高速を乗り継ぎ帰宅の途に就きました。
その後、また別の撮影会や写真クラブの例会等があり、かなり忙しく慌ただしい一週間でありました。
約1200コマ、ベストショット満載、なかなか紹介しきれませんが、機会があればまたお見せいたします。
行先は「白川郷」から、飛騨の”天空の隠れ里”として知る人のみ知る「山之村」を周り、高山から「開田高原」へという2泊3日のコース。
普段行いの良い仲間たちにもかかわらず当日から雨、誰か悪いことをしたのでは…?
それでも「雨降りでなければ撮れない写真が撮れる」、と期待を膨らませ出発。
若狭舞鶴道から北陸道のコース、神戸8時、春日9時発で途中合流し、五箇山IC着は2時過ぎ。以後、紅葉真っ盛りの合掌造集落「相倉」、「菅沼」、日暮れ前の「白川郷」を見下ろす高台と回り、かなり激しい雨の中、傘をさしての撮影を敢行、宿での「夕食とおいしいお酒」と言うご褒美を餌に耐え抜きました…。
まずは「相倉集落」、熟れた柿の実、雨にかすむ紅葉の山、かやぶきの民家…、日本の原風景がここにあります。

雨に濡れたススキを前景に、ストロボ一発。

その夜は、おいしい食事とお酒を楽しみ、しかし明日を見越して早めに就寝。
翌日は5時過ぎ起床、小雨模様の暗い中を萩町天守閣に向け出発。
夜明け前、雨に濡れて光る道路、民家の明かり、自動車のライト…、「白川郷」と言えば、萩町集落を見下ろす高台から定番のこのショットを見せずしては語れません。

その後8時の朝食まで集落をスナップしながら散策、さらに食後1時間余り散策し、10時前次の目的地、飛騨市の天空の隠れ里「山之村」へ…、その頃には雨も上がり、途中では大きな虹も見られました。

「山之村」は名の通り、冬季には孤立してしまいそうな飛騨山中に開けた山村、人出のシーズンも終わり閑散としていました。

山之村では雪も降りだしました、そこで数時間過ごし、その夜は高山市内の旅館へ。
翌朝、天気は何とか回復、木曽の「開田高原」へと向かいます。
高原に入ると青空、道沿いにはちらり積もった雪や田圃に一面に広がる霜柱が見られます。
そんな晩秋の高原の風景を…。

開田高原は雄大な「御岳山」のふもとに広がる大高原、どこにいても常に御岳山が見守ってくれています。
厚い雲に覆われた御岳(多分山頂は吹雪きでしょう)を背景に木曽駒(馬)の里での1枚…。

午後3時前には3日間の成果に満足し?、開田高原を後に、中津川から中央高速、阪神高速を乗り継ぎ帰宅の途に就きました。
その後、また別の撮影会や写真クラブの例会等があり、かなり忙しく慌ただしい一週間でありました。
約1200コマ、ベストショット満載、なかなか紹介しきれませんが、機会があればまたお見せいたします。
蜘蛛の巣もよう
昨日は小学校の同窓生旅行の予定だったのですが、写真団体の全日写連兵庫県本部の「自家プリント写真コンテスト」審査の日程が入り不参加となりました。
審査は、午後3時より朝日新聞神戸総局の会議室において、審査員5名、進行係5名で始まりました。
約2百数十点の作品から特選、準特選、入選を約30点を選び、夕食を済ませ帰宅したのは午後9時、所属クラブからは2名の入選で、少しさみしいところです…。
一夜明けて今日も深い朝霧…、その霧の間から朝日が光をのぞかせています。それは神々しいばかりの輝き…、神仏に無縁の者でも思わず手を合わせずにはいられない瞬間です。
そんな朝日を浴び、水滴を身にまとって輝く蜘蛛の巣、何とも神秘的です。

その蜘蛛の巣にかかった一枚のモミジ。
これは偶然か否か? あまり深く追求しないでください。

少しアップにします、わずかな色彩ですが、モミジの赤に映えて蜘蛛の巣の色も少し赤みがかって見えます。

マユミの実もさらに赤みが増してきました、アップでとらえると何となく「おいしそう」に見えます。

さらに草むらでは、枯れた雑草にかかった蜘蛛の巣と水滴が素敵な模様を見せてくれます。

そして最後は、高山寺の紅葉情報、前回よりかなり色づいて来ましたよ。

審査は、午後3時より朝日新聞神戸総局の会議室において、審査員5名、進行係5名で始まりました。
約2百数十点の作品から特選、準特選、入選を約30点を選び、夕食を済ませ帰宅したのは午後9時、所属クラブからは2名の入選で、少しさみしいところです…。
一夜明けて今日も深い朝霧…、その霧の間から朝日が光をのぞかせています。それは神々しいばかりの輝き…、神仏に無縁の者でも思わず手を合わせずにはいられない瞬間です。
そんな朝日を浴び、水滴を身にまとって輝く蜘蛛の巣、何とも神秘的です。

その蜘蛛の巣にかかった一枚のモミジ。
これは偶然か否か? あまり深く追求しないでください。

少しアップにします、わずかな色彩ですが、モミジの赤に映えて蜘蛛の巣の色も少し赤みがかって見えます。

マユミの実もさらに赤みが増してきました、アップでとらえると何となく「おいしそう」に見えます。

さらに草むらでは、枯れた雑草にかかった蜘蛛の巣と水滴が素敵な模様を見せてくれます。

そして最後は、高山寺の紅葉情報、前回よりかなり色づいて来ましたよ。

雨の中、神戸ビエンナーレへ
11月3日は、丹波の写真クラブの「兵庫県写真作家協会展」(神戸原田の森ギャラリー)見学と「神戸ビエンナーレ」の撮影会の予定の日、なのにここ数日続いた晴天はこの日に限り雨の予報、何と間の悪いこと…。
当日は、私も会友として出展している写真作家協会展の当番のため、午前7時に家を出発、10時から当会委員らと3人で会場の受付に座りました。
1時頃になり丹波から4名のクラブの仲間が到着、それから約1時間かけて会員会友の出品作全紙約160点と、公募展入賞作品を見て回り、近くで遅い昼食後JRで元町へ。
その頃には雨も降りだし、メリケンパークの神戸ビエンナーレの会場へ傘をさして向かいます。
雨に煙るメリケン波止場、石畳が濡れてなかなかいい感じです、会場内ではコンテナハウスが立ち並び、独創的な
アート空間が広がります。

苔の装飾が施されたポンコツのオートバイが展示されていました、新たな命が感じられます。

ただ雨はますます強く本降りに…、「食の広場」に行ってみましたが、椅子やテーブルはご覧の通り、雨天休業の状態です。

5時前になると薄暗さが増し、街灯の灯りがにじんで見えます、ここで会場は引き上げることに…。

少し雨も小やみになり、スナップしながら歩いて三宮駅に向かいます。
その途中、神戸の町角スナップでは定番のところ、球体にビルの明かりが映り込む面白い光景です。
説明のために、撮り方はごく普通に撮っています。

てなわけで、雨の中大変でしたが、それなりに、それ故にかえって面白いものが撮れたかもしれません。
当日は、私も会友として出展している写真作家協会展の当番のため、午前7時に家を出発、10時から当会委員らと3人で会場の受付に座りました。
1時頃になり丹波から4名のクラブの仲間が到着、それから約1時間かけて会員会友の出品作全紙約160点と、公募展入賞作品を見て回り、近くで遅い昼食後JRで元町へ。
その頃には雨も降りだし、メリケンパークの神戸ビエンナーレの会場へ傘をさして向かいます。
雨に煙るメリケン波止場、石畳が濡れてなかなかいい感じです、会場内ではコンテナハウスが立ち並び、独創的な
アート空間が広がります。

苔の装飾が施されたポンコツのオートバイが展示されていました、新たな命が感じられます。

ただ雨はますます強く本降りに…、「食の広場」に行ってみましたが、椅子やテーブルはご覧の通り、雨天休業の状態です。

5時前になると薄暗さが増し、街灯の灯りがにじんで見えます、ここで会場は引き上げることに…。

少し雨も小やみになり、スナップしながら歩いて三宮駅に向かいます。
その途中、神戸の町角スナップでは定番のところ、球体にビルの明かりが映り込む面白い光景です。
説明のために、撮り方はごく普通に撮っています。

てなわけで、雨の中大変でしたが、それなりに、それ故にかえって面白いものが撮れたかもしれません。
丹波霧、そして…
今日は少し朝寝坊をしてしまいました、そして目覚めると昨日も書いた丹波の朝霧、かなり深そうです、これではじっとしてはおられません。
顔を洗い、仏壇にお茶と線香を供え手を合わし、コーヒーを飲みながら約1時間かけてじっくり新聞を読む…、と言うのが普通の日の日課なのですが、今日は顔を洗う他はすべて省略してカメラを持って出かけました。
霧景のよさそうなところをと近辺をうろうろ、何枚かシャッターを切り、丹波市の「内尾神社」へ、ここは秋の奴行列の出発地になる由緒ある神社、ただこの時期人気はありません、それでも深い杉木立から漏れる木漏れ日が印象に残っており、その神秘的な光景をとらえたいと訪ねます。
かいあって少し木漏れ日が見られました。

境内の杉の古木の根元に張り付く苔、歴史の重さが感じられます。

その背後には結えつけられたおみくじの数々…、多くの人の願いが込められています。

本当は霧が上がるまでが勝負、しかしすでに霧のカーテンは上がってしまっています、それでもまだまだ見せてくれるはずと被写体を探して移動します。
川土手から見ると、地表の上に雲海のごとく霧がたなびいています。

さらにさらに、雲海と空の雲のコラボ…、眼を楽しませてくれます。

極めつけはこの空の雲、どうすればこのような装飾が可能なのか、自然の力はすごい、すごい…!

そんな秋の午前のひとときでした。
顔を洗い、仏壇にお茶と線香を供え手を合わし、コーヒーを飲みながら約1時間かけてじっくり新聞を読む…、と言うのが普通の日の日課なのですが、今日は顔を洗う他はすべて省略してカメラを持って出かけました。
霧景のよさそうなところをと近辺をうろうろ、何枚かシャッターを切り、丹波市の「内尾神社」へ、ここは秋の奴行列の出発地になる由緒ある神社、ただこの時期人気はありません、それでも深い杉木立から漏れる木漏れ日が印象に残っており、その神秘的な光景をとらえたいと訪ねます。
かいあって少し木漏れ日が見られました。

境内の杉の古木の根元に張り付く苔、歴史の重さが感じられます。

その背後には結えつけられたおみくじの数々…、多くの人の願いが込められています。

本当は霧が上がるまでが勝負、しかしすでに霧のカーテンは上がってしまっています、それでもまだまだ見せてくれるはずと被写体を探して移動します。
川土手から見ると、地表の上に雲海のごとく霧がたなびいています。

さらにさらに、雲海と空の雲のコラボ…、眼を楽しませてくれます。

極めつけはこの空の雲、どうすればこのような装飾が可能なのか、自然の力はすごい、すごい…!

そんな秋の午前のひとときでした。
香美町「猿尾滝」へ…
10月31日朝、山も田も家も、名物「丹波の朝霧」に包まれ神秘的な雰囲気を漂わせ見事でした。
思えば「霧」も冬の「雪」と同様、ごちゃごちゃした見苦しいモノや汚いものを覆い隠し、美しい自然を演出してくれる貴重な存在です。
そんな有難い自然の演出にもかかわらず都合で9時前まで動けず、それでもまだ漂う霧の魅力に誘われ、「じっとしている場合ではない」と、知人に教えられた新温泉町上山高原の紅葉を期待して北に向かいました。
しかし、空はどんより、高原への道は寸前で通行止めと最悪の状態で、当初の目的地をあきらめ香美町の「猿尾滝」へ立ち寄ることにしました、その頃には薄日も射してきました。
少し早いようですが雑木も黄色く色づき始め、その中を流れ落ちるこの滝は、かなりの高度差がありなかなかの迫力です。

シャッター速度を遅くすると、水の流れが絹糸をひくような表現になります。
シャッタースピード2秒(感度100、F29)

シャッタースピードを早くすると飛沫が止まります。
シャッタースピード1/250(感度3200、F7.1)

滝だけでなく、足元を見ると可愛い流れがいくつもあります。
シャッタースピードを遅くすると、水流が岩に巻き付く真綿のよう見も見えます。

そして今日11月1日、買い物の帰りに「高山寺の紅葉状況」を見てきました。
先日の報告より少し色づいてきた感があります。


それでもまだまだですね!
思えば「霧」も冬の「雪」と同様、ごちゃごちゃした見苦しいモノや汚いものを覆い隠し、美しい自然を演出してくれる貴重な存在です。
そんな有難い自然の演出にもかかわらず都合で9時前まで動けず、それでもまだ漂う霧の魅力に誘われ、「じっとしている場合ではない」と、知人に教えられた新温泉町上山高原の紅葉を期待して北に向かいました。
しかし、空はどんより、高原への道は寸前で通行止めと最悪の状態で、当初の目的地をあきらめ香美町の「猿尾滝」へ立ち寄ることにしました、その頃には薄日も射してきました。
少し早いようですが雑木も黄色く色づき始め、その中を流れ落ちるこの滝は、かなりの高度差がありなかなかの迫力です。

シャッター速度を遅くすると、水の流れが絹糸をひくような表現になります。
シャッタースピード2秒(感度100、F29)

シャッタースピードを早くすると飛沫が止まります。
シャッタースピード1/250(感度3200、F7.1)

滝だけでなく、足元を見ると可愛い流れがいくつもあります。
シャッタースピードを遅くすると、水流が岩に巻き付く真綿のよう見も見えます。

そして今日11月1日、買い物の帰りに「高山寺の紅葉状況」を見てきました。
先日の報告より少し色づいてきた感があります。


それでもまだまだですね!