案山子とスイレン
連日の猛暑、只今部屋の温度計は35度を注しています。
予報では当分この気温が続くとのこと、まいった!まいった!…。
さて、この酷暑の中でも写欲は衰えません、何かネタはないかと新聞を読み、見つけました、丹波市市島町の「かかしまつり」です。
ただ毎年行っていますがなかなか写真にはなりにくい、それは、そのまま撮ったのでは、看板や写真のスチールを撮ったのと同じでパクリに過ぎないからで、そんな「ネタ」を使って如何に自分の「作品」にするかは難しいところです。
この一枚は、お地蔵さんに手を合わせるおばあさんの姿、ほとんどそのままのシャッターチャンスですが、背景の自然さと、何かを思い出し、ジーンとなりながらシャッターを押した自分の心根が、パクリから少しは抜け出せたかなと思います。

情報では農道に41体の案山子、とのこと。「ひたたり落ちる」汗を感じながら、農道を散策します。
ふと見ると前方に麦わら帽子のおっちゃんがベンチで休憩しています。
何とこれも案山子なんです、ペットボトルを持ち、如何にも疲れ果てたさまは本物のようです、そこで背景に見物人を入れて一枚。

約40分、「かかし」や「ひまわり」を撮り、自販機で水分を補給した後、少し足を伸ばし、「神池寺」へ向かいます。
平地より少しは標高が高く、幾分暑さは緩め…、そんな中境内を散策しますが、この時期、何も目を惹くものはありません。
それでも、庭の池に咲く白いスイレンを見つけました、わずか6畳程度の池の中にも関わらず、なかなかのものです。
花が3つ並んでいました、絞り8にしても、APSサイズ250㎜で狙うと、ピントの合う範囲は限られます。
この場合は、メインの花が中央奥なのでそこにピントを合わせます、当然手前の2つの花のピントは甘くなります。

スイレンの花は、光の具合によっては鮮やかな花ですが、イメージとしては「鮮やか、派手」よりも、「清涼、神秘」の方が強くあります、そんなイメージを大切にしたいと思います。
その際、光が十分周り、余りにきれいに写してしまったらその神秘性が失われてしまいます。
どちらかと言えば、露出アンダーで背景をつぶし、花を浮かび上がらせる方が効果的です。
上、下ともに、花びらに露出を合わせてマニュアルで撮影し、背景を黒く落とすことでスイレンの神秘的なイメージを強調したつもりです。

オマケにもう一枚、閑そうなカエルの写真を…。
腫れぼったいその目は眠たそうですが、案外敏捷ですヨ…。

予報では当分この気温が続くとのこと、まいった!まいった!…。
さて、この酷暑の中でも写欲は衰えません、何かネタはないかと新聞を読み、見つけました、丹波市市島町の「かかしまつり」です。
ただ毎年行っていますがなかなか写真にはなりにくい、それは、そのまま撮ったのでは、看板や写真のスチールを撮ったのと同じでパクリに過ぎないからで、そんな「ネタ」を使って如何に自分の「作品」にするかは難しいところです。
この一枚は、お地蔵さんに手を合わせるおばあさんの姿、ほとんどそのままのシャッターチャンスですが、背景の自然さと、何かを思い出し、ジーンとなりながらシャッターを押した自分の心根が、パクリから少しは抜け出せたかなと思います。

情報では農道に41体の案山子、とのこと。「ひたたり落ちる」汗を感じながら、農道を散策します。
ふと見ると前方に麦わら帽子のおっちゃんがベンチで休憩しています。
何とこれも案山子なんです、ペットボトルを持ち、如何にも疲れ果てたさまは本物のようです、そこで背景に見物人を入れて一枚。

約40分、「かかし」や「ひまわり」を撮り、自販機で水分を補給した後、少し足を伸ばし、「神池寺」へ向かいます。
平地より少しは標高が高く、幾分暑さは緩め…、そんな中境内を散策しますが、この時期、何も目を惹くものはありません。
それでも、庭の池に咲く白いスイレンを見つけました、わずか6畳程度の池の中にも関わらず、なかなかのものです。
花が3つ並んでいました、絞り8にしても、APSサイズ250㎜で狙うと、ピントの合う範囲は限られます。
この場合は、メインの花が中央奥なのでそこにピントを合わせます、当然手前の2つの花のピントは甘くなります。

スイレンの花は、光の具合によっては鮮やかな花ですが、イメージとしては「鮮やか、派手」よりも、「清涼、神秘」の方が強くあります、そんなイメージを大切にしたいと思います。
その際、光が十分周り、余りにきれいに写してしまったらその神秘性が失われてしまいます。
どちらかと言えば、露出アンダーで背景をつぶし、花を浮かび上がらせる方が効果的です。
上、下ともに、花びらに露出を合わせてマニュアルで撮影し、背景を黒く落とすことでスイレンの神秘的なイメージを強調したつもりです。

オマケにもう一枚、閑そうなカエルの写真を…。
腫れぼったいその目は眠たそうですが、案外敏捷ですヨ…。
